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文章の理解が更に高まる工夫「重要度ごとにマークを使い分ける」

どうせ本を読むなら、読んだ内容をしっかり頭にたたき込みたいですよね。特に、仕事や勉強に必要なことは忘れてしまっては困ります。ただ読んでいくよりも、ある工夫をすることにより理解度は高まります。

【読書をして得すること「あなたの知っている単語の15%は読書から」】

マークを活用する

本を読んでいて、気になる部分や後でまた読み返したい部分、覚えておきたい部分などに出会ったら、その都度ペンを使ってマークを付けていきましょう。「まあまあ重要だ」と思える部分には「○」を、「とても重要だ」と思う部分には「◎」というように重要度によってマークを使い分けていけば、後から読み返すときに分かりやすいし、マークを付けることで「ちゃんと覚えておかなくては」と思うことができて記憶しやすくなります。

文章を理解するには、その内容をリアルに感じることが大切です。そのためには、ただ文字を目で追うだけではなく、「自分は今○○についての文章を読んでいるのだ」と意識することが不可欠。いちいちマークを付けることで、その都度、自分自身にそう意識させることができるのです。

コメントを書いておく

本を読んでいて何か思うことがあったら、マークを付けるとともに、横に線を引いていきましょう。そして、そこから余白まで矢印を引っ張り、思ったことを率直に書き留めていくのです。文章の内容を理解するには、自分がその文章を読んでどう思ったか、何を感じたかということがとても重要になるからです。

読む、考える、自分の言葉で表現する。これらができて、やっとその内容を理解し、自分のものにすることができるのではないでしょうか? 「感動した」「腹が立った」「疑問に思った」「おもしろかった」など、感じたことの種類によって色を使い分けるのもいい方法です。

後からパラパラと本を読み返したとき、その本を読んで自分が何を考えていたのかを分かりやすく知ることができるし、二度目に読んだときと最初に読んだときの感想が違っているかどうかがすぐに分かります。できれば、読み返すたびに書き込んでいくといいですね。

※この記事は2013年12月27日に公開されたものです

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