免疫力を下げない年末年始の過ごし方! 「起床後に、くびれ意識のツイストクロス」
同世代女子が気になるトレンド情報から、新商品、人気スポットなどまで、ランチタイムの話題にしたい、気になるあれこれをピックアップ!
年末年始は仕事が立て込み、忘年会や新年会などイベントも目白押しのシーズン。とはいえ、暴飲暴食や睡眠不足、ストレスフルな生活が続いてしまうと自律神経が整わず、免疫力も下がりがちに……。そこで、免疫力アップにつながるエクササイズについて、横浜クリニック院長の青木晃先生にうかがいました。
「免疫に深くかかわる自律神経を整える方法のひとつに、エクササイズがあります。横隔膜を動かすように深く呼吸をしながらエクササイズをすることで、胃や腸がマッサージされて消化管の働きがアップしますし、副交感神経も刺激されて自律神経の働きを取り戻しやすくなります。また、リンパ液が滞ると免疫機能が低下するので、エクササイズによってリンパを流してあげることも大切です」
ポイントは、呼吸法とリンパを流すことなのですね。
では実際に、どのようなエクササイズを普段の生活に取り入れたらよいのでしょうか?
「お腹のくびれを意識したエクササイズ、“ツイストクロス”がオススメです。①両脚を腰幅より広く開いて立ち、つま先と膝を同じ方向に向け、両腕を肩の高さで広げて遠くへ伸ばしていきます。②手の平を正面に向けて息を吸い、吐きながら背骨を軸に、骨盤と一緒に体を右へねじります。息を吸い、吐きながら反対側も。③元のポジションに戻り、今度は左手を上へ、右手を骨盤に置き、息を吐きながら上げた左腕を高く伸ばしていきます。④息を吸い下腹部に力を入れ、吐きながら左手を右足に向かって下ろし、右手は天井方向へ伸ばしていきましょう。反対側も行いましょう」
起床後に深く呼吸しながらツイストクロスをすると、なんだかスッキリ目覚められそうです。プラス、お腹もスッキリするならまさに一石二鳥! 忙しい働き女子にはぴったりのエクササイズかもしれません。
「ほかにも、身体の深部温度を上げるには半身浴もよいですね。40℃~41℃のお湯に、みぞおちのところまで20~30分ほど浸かりましょう。また、暴飲暴食で疲れがちな胃腸環境を整えるならヨーグルトもオススメです。ベリー類など抗酸化作用のあるフルーツをトッピングすると、体内の活性酸素を抑え、免疫細胞が働きやすい環境に近づけてくれます」と青木先生。
まとめ
エクササイズに半身浴、ベリーのせヨーグルトなどで自律神経や腸内環境に働きかけ、風邪やインフルエンザに負けない身体で年末年始を過ごしたいですね。
※ご紹介しているエクササイズは、青木晃・佐藤一美共著『モナリザ・エクササイズ』(エクスナレッジ)より引用しています。
(取材協力:青木晃、文:石井美智子/Playce)
※画像はイメージです
※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.05.31)
※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください
※この記事は2013年12月20日に公開されたものです