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上司の信頼を得たいなら、「報連相」より「相連報」

ビジネスシーンで何かと重要視される「報連相(ほうれんそう)」ですが、この順番をうまく切り替えることで、さらに上司からの信頼を得ることにつながることもあります。そこで今回は、「報連相」をさらに効果的に使う方法についてご紹介しましょう。

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そもそも「報連相」とは?

「報告」「連絡」「相談」の3つのやりとりをまとめたものが「報連相」です。事実を伝えるのが「報告」、情報を伝えるのが「連絡」、意見を欲しいときに伝えるのが「相談」です。上司と部下の間だけでなく、社内間のやり取りではこれらがしっかりと行われていることでより仕事が効率よく進み、対人関係をスムーズにしてくれるのです。これは部下から上司へだけではなく、上司から部下へも行われる必要があります。

よくありがちなのが「報告」と「連絡」だけで終わってしまい、「相談」が行われないケースです。こうなると社員がそれぞれ勝手に行動をしてしまい、社内間の協力体制が不十分な状態となってしまいます。それぞれの能力が高くて業績自体にはそれほど影響が見られなかったとしても、そのうちわだかまりが生じてくる可能性もあります。

相談は最終手段? それとも先?

「報連相」を「相連報(そうれんほう)」にかえると、最初に「相談」をしてから「連絡」、「報告」をすることになります。真っ先に相談すると自分で考えて行動していないと思われがちですが、ときには上司の判断を参考にしながら行動したほうが良いこともあります。さらに、先に相談することで上司は部下が抱えている問題を把握することができますから、その後の連絡や報告を安心して待つことが可能となるのです。

進捗(しんちょく)状況を伝えよう

先に相談した場合は、進捗状況をできるだけ伝えるようにすると上司からの信頼もアップします。特に問題の解決が長引く場合は、その都度報告して次のステップにつながる相談をしてみるのもいいでしょう。

会社内では皆が協力してひとつの仕事をこなしていくことも少なくありません。たとえ自分が与えられた仕事であってもそれをサポートしてくれる仲間が身近にいるのですから、ぜひ積極的に頼って「相連報」で信頼関係を築いてみましょう。

※この記事は2013年12月17日に公開されたものです

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