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相手への説得がうまくいく手法とは?「最初は強気に提案を」

仕事でもプライベートでも、何かと相手を説得したい場面というものはあるはず。しかし相手も引き下がろうとしないのであれば、話がさらにややこしくなることも。そこで今回は、相手を確実に説得するための手法について考えてみましょう。

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最初は強気に提案を

営業のテクニックのひとつとして「ドア・イン・ザ・フェイス」というものがあります。これは、強気の提案に対して相手が同意できない場合、こちらが少し妥協した提案をすると相手は一度断ったことを申し訳なく思いその提案を受け入れる、という人間の心理を利用したものです。そのため、最初から説得したいと考えている相手には、少し無理があるかもと思えるような大きな提案をしておくと、その後の説得がしやすくなります。

やり取りが白熱した場合は説得が難しい

両者が強気な態度を崩さないような場合は、口論に発展してしまうこともあるので長く続けないほうがいいでしょう。解決策としては交渉の場をあらためて用意することにして、一度お互いが冷静に考え戦略を練るようにすることです。これにより新たな説得材料が用意できることもありますから、ほかにも説得に協力してくれる人がいれば案を出してもらうのも良いでしょう。

難しい問題ほど時間がかかる

テレビのニュース番組などではたびたび「○○社と○○社が和解」「○○と○○が同意」といった報道が扱われます。テレビで話題になるほどですから、多くの人にも影響を与え、かつ長年にわたって交渉が続けられてきたということでもあります。複雑な問題ほど多くの時間やお金がかかり、さらには弁護士などの専門家の手を必要とすることもあります。日ごろからこれほどまでに問題が発展しないように、できるだけ早い段階で説得を試みてみましょう。

相手も同じようにあなたを説得しようとしているのであれば、あなたが妥協しなければならないこともあるかもしれません。お互いにとって良い結果となるように、説得の場では真剣に意見を交換してみるといいでしょう。

※この記事は2013年12月17日に公開されたものです

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