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人を評価するときにこの7つの心理にだまされてはいけない「ハロー効果」

きつい上司や、いい加減な部下に悩まされている人は多いと思いますが、これを変えるには自分が会社を辞めるしかないとあきらめていませんか? 上下の人間関係で悩んでいるなら、こんなテクニックや言葉の選び方を試してみてください。

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意外と簡単なことで関係が修復されることもあるのです。

人を評価するときに、流されやすい7つの心理

人が人を評価する時には、7つの心理的偏向があると言われています。1つめは学歴や経歴など、輝かしい経歴を持つ人をすごい人だと感じやすい心理(ハロー効果)。2つめは極端な評価を避け、「普通」という評価をしようとする心理(松竹梅原理)。

3つめは自分への評価を恐れて、全体的に甘めの評価をしやすい心理。4つめは、それとは逆に自分の優位性を保つために、全体的に辛めの評価をしやすい心理です。

5つめは、スケジュールに沿って着実に目標を達成するタイプよりも、納期ぎりぎりでも大きな結果を残す人の方が優秀に見えやすい心理。6つめは実際の人格よりも、自分の決めつけた人格を優先しやすい心理。7つめは誰かと比べて人を判断しやすい心理です。

これらの心理に気づくことで、より曇りのない目で相手を見ることができます。特に人を評価する「上司」という立場なら、この7つの心理には注意しましょう。

部下に対して言葉を使う時は、7つの心理に流されない

部下を褒める時も、しかる時も、上記の7つの心理に流されないで言葉を選ぶのが大切です。「○○君ぐらいの経歴があるなら、こんな仕事楽勝だろう」とか、「○○君は真面目だから、こんな仕事も得意だよね」とか、「○○君に比べて、君はいつも優秀で頼りになるよ」とか口にしたことがあるなら、ぜひ注意してみてください。

こんなうっかり言葉が相手に強いプレッシャーを与えたり、「正当に評価されていない」と思われたりするからです。曇りのない目で自分を見てくれる上司には、部下は信頼を寄せますし、いい上下関係が築けます。

上司を変えるには、まず自分から

態度を改めてほしい、自分への接し方を変えてほしいという上司がいるなら、まずは自分が変わるのが一番効果的です。特に「人を見て、接し方や態度を変えるような上司」には効き目があります。心地よい上下関係を作りたいなら、まずは自分を変えてみましょう。

いい人間関係は、1人のちょっとした気づきから生まれることがあります。今の職場の人間関係が窮屈で仕方ないなら、まずは自分から変化を起こしてみませんか?

※この記事は2013年12月11日に公開されたものです

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