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30歳を過ぎて妊娠&出産、そして職場復帰。働くママのハッピーな秘訣は?

職場復帰後の焦り……以前のカンを取り戻すため考えたこととは?

高川さんの場合、職場復帰は産休から約1年半後でした。復帰後は、物忘れが激しくなっていることに驚いたり、「私、こんなに仕事ができなかったっけ?」と落ち込んだり焦ったりすることもあったと言います。

「復帰から1年ぐらい経って、ようやくそのギャップがなくなってきたと感じています。復帰後は時短勤務だし、子どもが体調を崩したら仕事を休まなければならないこともある。たとえばコピーをとりにいくのでもコピー機までの往復時間を少なくするためにまとめてとりにいくとか、些細なことまで気にして効率を考えるようになりました。効率よく、できることは明日にせず今日のうちに……と意識した分だけ、少しずつそれができるようになったかなと思っています」

会社で働ける時間は少なくなりましたが、「メンタルヘルスの取り組みに専念できるようになったことはうれしい」と高川さん。優秀な人材が長く働けるための整備を行っていきたいと言います。また、育児休暇後の女性のケアについても、こんなふうに話していただきました。

「復帰後、会社にすごく配慮してもらえていると感じています。これに甘えず、私も後輩たちが安心して結婚・出産、そして復帰できるように取り組んでいければと思っています」

<1日のスケジュール>
5時30分~6時 起床 保育園の準備 天気予報チェック 朝食 身支度 洗濯 余裕がある場合は夕ご飯の仕込みも
7時~7時30分 お子さんを起こす 着替え・朝食
8時少し前 ご主人を起こす 保育園への送りはご主人の担当
8時 家を出る
9時 出社
17時 退社
18時前後 保育園へお迎え
19時~20時 夕食
20時 入浴 その後寝かしつけなど
23時 就寝

<高川紀恵さん流 ハッピーバランスの秘訣♪>
会社にいるうちにできる限り効率よく業務をこなすことについては、自分が変わったというより子どもが自分を変えてくれたと感じています。会社の人はすごく理解があって、子どもの具合が悪いときは「帰ったほうがいいよ」と言ってくれる。そういう環境があるから両立をできると思うので、それに甘えすぎないように、がんばっていきたいと思います。

※この記事は2013年09月25日に公開されたものです

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