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猛暑でも室内は寒い……寒がり女子が実践したい“夏冷え”対策

日中最高気温が6年ぶりに40度を超えた今年の夏。猛暑が続くなか、室内の涼しさに触れるとほっと一息つくこともありますよね。でも、長時間冷房の効いた場所にいると、特に女性は、手足の先が冷えてしまうこともあります。オフィスでは「冷房が効きすぎて寒いけど、自分では空調調節ができない」というときもあるのでは。しかし、我慢をし続けると、体が室内外の温度差についていけず、体調不良に陥りやすくなることもあります。暑い夏でも、女性にとって冷えは悩みのタネなのです。今回は、そんな“夏冷え”への対策としてできることを調べてみました。

■“夏冷え”の原因って?
“夏冷え”の原因として考えられるのは、室内の冷房や、露出の多いファッション、素足などの格好。また、締めつけのきつい靴や服、下着を身につけると血行不良のもととなり、さらに身体を冷やすことにながります。

夏場に限らず、冷え症は女性に多いもの。それは、一般的に女性のほうが男性より筋肉量が少なく脂肪が多いから。脂肪は一度冷えると温まりにくく、筋肉は熱を発しやすいため、そもそも筋肉量が少ない女性は、冷え症になりやすい身体なのです。

■室内でもオシャレがしたい! 効率よく身体を温める方法
冷えに効果的なのは、首、手首、足首などの「首」のつく部位を温めることだと言われています。その理由は、皮膚が薄く血液を温めやすいから、血管が集まっている部分だから、などいくつか挙げられます。首に関しては、首の後ろにある「天柱」「風池」「あ門」と呼ばれるツボを温めると血行促進につながるそうです。

また、室内の寒さ対策といっても、オシャレを楽しみながらやりたいですよね。こういった部位を温めるにはどのようなアイテムがあるでしょうか? いくつか挙げてみました。首を温めるなら、スカーフやストールなど。手首を温めるなら、指ぬきの手首ウォーマーや、日焼け対策のアームカバーを代用として使ってみてもいいでしょう。足首を温めるなら、5本指ソックスがおすすめです。5本指ソックスは、それぞれの指が独立することで、指の動きが活発になり、血行促進につながります。

■昔ながらのアイテムを活用しよう!
東洋医学では、首、足首に加え、お腹も冷やしてはいけない部位だと言われています。「お腹」の冷えをとるなら、昔ながらの「腹巻」がおすすめ。最近では、薄いシルク素材の腹巻もあるため、夏場の薄着でも目立つことなく着用できます。

また、ここ数年で広がりを見せている“ステテコ”も注目したいアイテム。もともとは、男性が下着とズボン間に履く、膝下あたりまであるものを指していたようですが、現在では性別関係なく、ルームウェアとして使う人が多いようです。さまざまなブランドから、おしゃれなステテコが出ており、なかには吸収速乾性があるものもあるため、アンダーウェアとして着用すれば、汗をかいたあとの冷え対策にも。また、ゴムなどの締め付けがないため、血行不良も防げそうです。

今回は、着脱可能な“夏冷え”対策グッズや、冷えから身体を守る昔ながらのアイテムを紹介しました。 “夏冷え”に困っているという方は、いろいろなアイテムを楽しみながら、自分の生活スタイルに合わせた対策方法をとってみてはいかがでしょうか。


文/田中純子 (エフスタイル)


※この記事は2013年08月20日に公開されたものです

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