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ビール、役割分担、まぶしく輝く男と女……非リア充が見た“BBQブーム”の光と陰!?

これからの季節、海に山に川に、猫も杓子も「バーベキュー! バーベキュー!」と大いに盛り上がっていくことだと思います。

でも、屋外だから虫に刺されるし、準備やら片づけやら何かと面倒くさそう……。わざわざ外で肉を焼くより、焼肉屋さんで快適にお肉を食べた方が楽しいんじゃないの? そんなにバーベキューって良いものなんですかねー? また、「バーベキュー」ではなく、あえて「BBQ(ビービーキュー)」と表記するのが今風なんだとか(以下、甘んじてBBQ表記にします)。

最近では、究極のリア充行為なんてことも言われていますよね。たしかに、青空の下、美味しいお肉とビール、大勢でワイワイやっている現場を目撃すると、舌打ちしつつも「楽しそうだなあ。うらやましいなあ」と心の中で思ってしまいます。そこで今回は「BBQ=リア充」たる所以に迫ります。

Q.ここ1年でBBQをしたり、これからする予定はありますか?

・ある 43.0%
・ない 57.0%

働く一般女性約300人を対象にBBQ経験についてアンケート調査を実施しました。それによると、約半数の人が「リア充」という結果に。「ない」と答えた人の中には、楽しそうにBBQをしている様子を羨望のまなざしで見ている「非リア充」の人もいるのでは? そこで、こんなことも聞いてみました。

Q.どんなメンバーでBBQをしましたか?

1位 男女混合メンバー 17.8%

2位 家族 13.0%

3位 職場の同僚 11.6%

4位 女子会メンバー 6.1%

5位 学生時代の友達 4.8%

「家族」や「職場の付き合い」という一般的なBBQの形式はさておき、やはり多かったのが、サークルや合コン的なノリで行われる「男女混合メンバー」のBBQ。これこそ、BBQが“リア充行為”と言われる最大の要因ではないのでしょうか。「コンパ感覚で、男女の幹事それぞれの友達を集めた」(26歳/商社・卸)、「彼氏と付き合い始めの頃、より仲を深めるために友人たちがBBQをしてくれた」(26歳/金融・証券)と、非リア充には眩しすぎる回答の数々。「焼く人、食べる人、後片付けをする人、とそれぞれの性格がわかる」(26歳/電機)という意見もあるように、普通の飲み会と比べ、BBQは男女のお見合いの場としてぴったりなんですね。ああ、うらやましい!……とどめにこんな質問もしてみました。

Q.BBQをやっていて、リア充を実感することがありますか?

・実感しない 72.3%
「別に普通のことだし、そもそもリア充な人はリア充だとわざわざ感じることはない」(29歳/フリーランス)
「いつも充実感があるから、BBQが特別に充実感を味わえるものとは思わない」(25歳/建設・土木)
「リア充という考え方自体が、ひがみっぽくてあまり理解できない」(29歳/電機)

・実感した 27.6%
「野外、ビール、男女…完全にリア充以外の何者でもありませんでした」(27歳/金融・証券)
「みんなでお肉や野菜食べて、ビールを飲んで、その横でボールで遊んだり、水鉄砲でお互いを打ち合ったり、はしゃいで楽しかった」(31歳/アパレル・繊維)

リア充がリア充を実感することはない――名言いただきました! もう適いませんね。「リア充だ、リア充だ」と騒いでいるのは、うがった見方をしている一部の人たちだけなんでしょうか。一方で、「その場で初めて出会った人が多くて連携が取れず、恋も芽生えず、ただ日焼けしただけで終わった」(33歳/その他)、「リア充な空間に馴染めなかった」(25歳/金融・証券)と、BBQに参加したものの「自分には合わなかった」という声もあり、ちょっと安心。今回は「リア充」寄りのアンケートになりましたが、次回はもっと「非リア充」側の意見を聞いてみたいですね!?

(小山喜崇/サイドランチ)

※『マイナビウーマン』にて2013年6月にWebアンケート。有効回答数300件(マイナビウーマン会員:22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2013年06月27日に公開されたものです

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