生理、冷え、ストレス、血の巡り……疲れた子宮環境を回復するコツは?
◆仕事、冷え……そのほかにも子宮環境を悪くする要因はたくさん
ほかにも働く女子の卵巣や子宮といった、生殖にかかわる臓器に悪影響を及ぼす要因はたくさんあります。
たとえば働く女子と切り離せない、仕事のストレスもNG。ストレスは卵巣の働きに影響を及ぼします。卵巣そのものは、脳の視床下部が出した指令によって脳下垂体から出されるホルモンの刺激で働いています。指令を出す視床下部は自律神経を司りますが、これが大脳や大脳辺縁系からのストレスを感じると自律神経の変調をきたすばかりか卵巣を刺激しなくなってしまうことがあるみたい。だから、あまりくよくよしないで、日々ポジティブに過ごすほうがいいみたい。そして規則正しいリズムで生活を送ることを心がけてくださいね。
おなかを冷やすのも、よくないそうです。おなかが冷えると血液の循環が悪くなり子宮や卵巣の環境を悪くさせますから、冷やさないよう日々気をつけたいところ。生理にともなう苦痛も、冷えを解消するとやわらぐことがあるそうですよ。
もうひとつ、欧米型の脂肪をたくさんとる食生活も、子宮内膜症のリスクを高めるそうです。子宮は筋肉の塊ですから、内臓脂肪のように脂肪と筋肉の霜降り状態になるってことはありませんが、脂肪のとり過ぎによって内膜症のリスクは増すという研究報告はあるそうです。体脂肪を増やさないバランスのいい食事はリスクを下げると言えるみたいですよ。