ブログで話題のオネエキャラが、「しくじる女」をぶった斬る！

編集部：自分を棚卸して、しくじりポイントを見つけ出してから、恋愛をスタートさせればいいわけですね。ところでゴマブッ子さんは、ステキな恋愛をするために必要なものって、どんなものだと思いますか？

ゴマブッ子さん：“ステキな恋愛”って、きっと人によって意味がちがうと思うけど、一緒にいてくれるだけで感謝できるような、小さな幸せに気づけるような恋愛かしらね。そのためには、ある程度の心構えが必要だと思うわ。恋をするとどうしても「私！ 私！」って、自分の要求が増えてしまうから。“3ない運動”を実行してみるのがいいかもね。

編集部：3ない運動？

ゴマブッ子さん：「聞かない、求めない、期待しない」のことよ。自分の理想を相手に押し付けてしまうことって、時にそれは相手にとって苦痛だったりするじゃない？ 「“私のこと好き？”と聞かない」「“もっと愛して！”と求めない」「“結婚して！”と結婚に期待しない」。この“3ない運動”を怠ると、男性から面倒くさがられるわ！

編集部：なるほど……。恋愛においてしくじらないためには、ある意味、どこかドライになることが必要だっていうことですね。勉強になります。ところでドライといえば、ドライの代表格「草食男子」についてお伺いさせてください。「草食男子が増えた」言われて久しい昨今、恋愛において女性がリードすることも必要だと思うのですが、ゴマブッ子さんはその点についてどう思いますか？

ゴマブッ子さん：「草食男子」が存在するって思ってる女子は、「自分になびかない男」のことを草食だって言ってるだけだと思う。絶対付き合えないようなイケメンとか、狙いすぎなんじゃない？ 男にだって選ぶ権利がある。誰でもいいって訳じゃないのよ！ 草食気味の男の子だって本気になればそれなりにかわいい子と付き合ってるはず。「でもそれじゃ納得できない！」というなら、自分から声をかけるとか、デートに誘ってみるといったリードをしてみてもいいけど、それでも脈がなさそうなら、あきらめるに限るわよ。だってそれ以上やると、リードじゃなくて単なる“前のめり”だから！ © Yumiko Komukai/『女のしくじり』（ヴィレッジブックス）より抜粋 草食系男子だって逃げちゃう、何でもひとりでてきちゃう女の例。かっこいいかもしれませんが、男性の前で“デキる女”アピールは控えたほうがいいかも……？

編集部：前のめり女！ これまた、ドキッとするキーワードですね……。マイナビウーマン読者のみなさん、前のめらないように気をつけましょう。では最後に、しくじる女たちにエールをお願いします！

ゴマブッ子さん：どんどんしくじっていいのよ！ でもそこから学ばないとダメ！ いつまでも「しくじってる私」に酔っていては恋なんてできないわ！ 自分に見合った男性と恋ができるように、前向きになりましょう。自分を好きになりましょうよ！

（執筆：関亜希子）