大豆ばかりじゃだめ? 知られざる「将来の妊娠にNGな食習慣」
妊娠・出産というと、まだ遠い先の話かもしれませんが、産む産まないに関係なく「産むのに必要なカラダ」について知っておいて損はないはず! “そのとき”が来たら、はたして自分は産めるカラダなの? そもそも、妊娠・出産ってどういうもの? 自覚症状がないまま進むカラダの異常って!? 知らないことだらけの「いつかそのとき」のために、ぜひ女子のみなさんに見ていただきたい連載です。
前回は妊娠・出産にまつわるダイエット方法を学びましたが、今回は食生活について取り上げます。食についてそこそこ知識はあるし、3食きちんとバランスよく食べなきゃいけないことも知っている。でも、なかなか実践ができないんですよね。仕事をしていると食事が不規則になり、外食が続いてしまうこともしばしば。危機感からサプリに頼る人も……。
妊娠は総合力! 和食をベースに肉と魚もOK
婦人科医の小田瑞恵先生によると、「妊娠にはたくさんの栄養素が必要です。『妊娠は総合力』といわれますが、本当にそのとおりで、栄養もこれだけとっていれば問題ないというものではないのです」。そのためやっぱり偏った食事や、野菜ジュース、サプリに頼る生活は避けて、普段からバランスのよい食生活を送るのがポイントなのだとか。栄養素はサプリでとるよりも食事で摂取したほうが吸収効率がいいそうですよ。
「たんぱく質、脂質、炭水化物の3大栄養素と、ビタミン、ミネラルをバランスよく食事でとってください。理想は和食でビタミン、ミネラルをバランスよくとることですね」。とはいえ、あまり美容を意識して菜食に偏ったり植物性たんぱく質ばかりだと、肉や魚などの動物性たんぱく質が不足します。
動物性は実のところ大変優れたたんぱく源で、たとえば大豆で同じだけのたんぱく質量をとろうとすると、大変な量が必要になるそう。和食をベースにしつつ、肉料理や魚料理も適度にとりいれたいですね。