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年齢、生理不順、仕事……いい妊娠って?

妊娠・出産というと、まだ遠い先の話かもしれませんが、産む産まないに関係なく「産むのに必要なカラダ」について知っておいて損はないはず! “そのとき”が来たら、はたして自分は産めるカラダなの? そもそも、妊娠・出産ってどういうもの? 自覚症状がないまま進むカラダの異常って!? 知らないことだらけの「いつかそのとき」のために、ぜひ女子のみなさん見てください。

前回はチェックリストを通して、妊娠を妨げる婦人科系の異常がないか、妊娠したら安全に出産できるカラダか、そして健康を生み出す生活ができているかを見てきました。婦人科医・永田順子先生によると、「診療の現場でも、『私は産めるカラダですか?』と質問される患者さんはとても多く、この問題への関心の高さは感じています」とのこと。

「まず、妊娠にいちばん大切なのは、健康なカラダ。とくに自然妊娠に必要な排卵があることです」

それを知るのには、基礎体温を測り、高温期と低温期の二相にわかれているかどうかを確認しましょう。排卵がないまま気づかずに放置してしまうと、不正出血が続いて量も増えてしまい、貧血になることもあります。また、無月経を長期に放置すると元に戻りにくくなります。

「また、婦人科系の機能はとても繊細なので、ちょっとしたストレスや不規則な食生活で生理が止まってしまう人もいます。5~6月に生理不順の受診が増えるのですが、これは4月に異動や引っ越しをした影響であると考えられます」

適度な運動や正しい睡眠、バランスのとれた食事など、規則正しい生活を続けることがとっても大切。そしてカラダに不調を感じたら、迷わず婦人科へ。

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