さみしがりやの彼氏が面倒くさい! 上手につきあうには?
「会いたい」と彼氏に言われると、「愛されている!」と思えてうれしいもの。しかし、それが四六時中ともなると、ちょっぴり面倒になることもしばしば……。
あまりにさみしがりやだと、ただの“かまってちゃん”のように見えてくることも。一緒にいてほしいと求められるのはうれしいですが、あまりにも「さみしい」と訴えてくるのは、正直困りものです。
さみしがりやの彼氏と上手につきあうには、どうしたらよいのでしょうか。
さみしがりやの男性の特徴とは。行動傾向3つ
まず、さみしがりやの男性がとりがちな行動を考えてみましょう。
これがあてはまれば、あなたの彼氏も“さみしがりや度”が高めかもしれません!
(1)ひとり行動が苦手
いつも必ず誰かと一緒に行動したがる人は、さみしがりやの可能性大。
特に食事をひとりでできない人は、かなりのさみしがりやでしょう。
起こったことを共感し合うことで心のつながりを感じるため、ひとりで行動することに、心細さやさみしさを感じてしまうのです。
(2)常にSNSを見ている
孤独を感じないために、いつでも人とつながっていたいという思いから、さみしがりやの人は四六時中、SNSを見ています。
ネットの中にはたくさんの仲間がいるので、いいねしたりコメントしたりしながら「ひとりじゃない」という実感を得ているのです。
さみしさのあまり、わざとネガティブな投稿や、思わせぶりなクイズなどを出して反応を得ようとすることも。
こうなると、かなりの“かまってちゃん”といえるでしょう。
(3)なにかに依存しやすい
人はさみしいと感じると、その気持ちを埋めてくれるものにしがみつきたくなります。
一度埋めたときの快楽を忘れられずまた欲しくなり、それがないといられない状態になってしまうのが、「依存」です。
人によって対象はいろいろありますが、たとえばお酒、ギャンブル、買い物、家族、恋人など。「さみしさから救ってくれる!」と思ったものにすがってしまうのです。
もし恋人に依存するタイプなら、すべて恋人を中心にした生活になるほど、執着が強いはず。ここまでくると、かなり重度のさみしがりやといえそうです。
さみしがりやの男性の恋愛傾向とは?
では、そんなさみしがりやの男性との恋愛ではどんなことが起こるのでしょうか。
(1)連絡が多い
さみしがりやの男性は、とにかく連絡回数が多い傾向があります。
やはり、いつでも彼女とつながっていたいという気持ちが強いので、「今何してるの?」「今日は〇〇をしたよ」など、相手のようすを何度もうかがったり、あまり意味のない投稿を連投してみたりします。
返信をしないと、さいそくのメッセージを送ってつながりが切れないようにすることもあるでしょう。
(2)いつも心配している
“さみしさ”の根本は、ひとりになってしまう恐怖でもあります。
特に、さみしがりやの中には幼少のころに親と十分な時間を過ごせなかったという思いや、満足な愛情を得られなかったという体験をしている人も少なくないので、無意識に「いつかまた自分はひとりになる」と考えがち。
彼女とちょっとでも連絡がつかなくなったり、冷たい態度をとられたりすると「この人と別れたらまたひとりになってしまう」と思ってしまうので、さみしがりやの男性は常に心配がつきまとうのです。
(3)負の行動でアピールする
さみしがりやの男性は、さみしさの不安ともっと自分を見てほしいという気持ちから、負の行動で思いをわかってもらおうとします。
たとえば、自分に気があるとおぼしき女性からアプローチされたと報告したり、かわいい子がいると相手を不安にさせてみたり。
場合によっては、わざと浮気をして彼女の気を引こうとすることもあります。
された側としては、「ありえない!」と怒りを感じますが、相手の真意には「さみしい」という気持ちをわかってもらいたいという思惑があります。
ただし、その真意を自身が気づいていない場合もあるので、“出来心(できごころ)”と判別するのはむずかしいかもしれません。
さみしがりやの男性と上手につきあうコツ
さみしがりやの男性には思った以上に複雑な心理が隠されていることがわかりましたが、それでは、どうやって上手につきあえばよいのでしょうか。
できるだけケンカになったり、不快感を持ったりせずにつきあい続けるためのポイントをご紹介します。
(1)愛情をしっかり示す
まずはさみしがりやの彼氏に対して、はっきりとした愛情表現をしましょう。
さみしさの中に「愛されていないのでは」という不安があるので、“物理的に離れていても精神的につながっている”ということを実感してもらうのです。
このとき、「〇〇だから好き」という伝え方をしないこと。相手には無意識に“条件つきの愛情”ととらえられてしまい、「その条件がなくなったら恋人を失うかも……」と逆効果になる可能性があります。
「あなたのままでいい」「ありのままのあなたが好きだ」と伝えることが大切です。
(2)不安なことを理解する
前述したように、さみしがりやの男性には「いつかひとりになってしまう」というトラウマに近い感覚があります。
連絡が多かったり、“かまってちゃん”的な行動が多かったりすると、思わず「うざい」「面倒くさい」と言いそうになりますが、まずは彼氏の持つ不安な気持ちを理解して、寄り添ってあげることが重要です。
ただ、やはり口でいくら説明しても安心させるのはむずかしいので、スキンシップを増やすなどをしながら、根気強く態度で伝えていくようにしましょう。
人は背中に触れられると安心感や愛されているという気持ちを抱きやすいので、背中をさすりながら話をすると効果的です。
(3)ルールを作る
あまりに連絡回数が多かったり、「さみしい」を連発してネガティブになったりして困るようなら、ふたりの間にルールを作ってみましょう。
たとえば「9時~18時までは仕事だから連絡はしない」「『さみしい』は1日1回」など、時間や連絡についての詳細な決めごとをしておきます。
するとさみしがりやの彼も、「仕事だから連絡できないんだ」と安心していられますし、あなたも仕事に集中できてお互いが楽に過ごせるはず。
あまりにガチガチなルールを作るときゅうくつになってしまいますので、ある程度制限をかけておくことで、衝動的な行動を防げるでしょう。
意外と根深い「さみしがりや」。ありのままの彼氏を愛そう
さみしがりやの彼氏は、“かまってちゃん”や“自立できていない男性”という印象がついて、幻滅してしまう人もいるかもしれません。でも、実はそのさみしがる性格は、あなたが考える以上に根が深い可能性があります。
甘えん坊で「さみしい」と言ってくるタイプなら、「よしよし」と受け止めてあげれば満足しやすいですが、幼少のころのトラウマから心からさみしがる男性は、適当に受け流してしまうと、より不安が高まって深みにはまってしまうかもしれません。
もし彼のおいたちや育った環境、親との関係性などを聞いて、そこに愛情不足を感じたら、心のケアを意識したていねいな対応を心がけましょう。
彼の不安は、あなたが“無条件の愛情”を注ぐことで、少しずつやわらいでくるかもしれません。
彼といい恋愛関係を築いていくために、ありのままの彼氏を愛してあげることが重要です。
(凛音)
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