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ナンパから結婚はありえる?  交際に繋がるナンパの見極め方

ヨダエリ(コラムニスト)

千原ジュニア、鈴木亜美などナンパから結婚したことを公言する有名人もいる昨今。出会いのひとつのきっかけとなるナンパから付き合ったり、結婚したりすることは本当にありえるのでしょうか? ナンパする男性心理や次に繋がるナンパの見極め方を解説しながら、恋愛アナリストのヨダエリが分析します。

こんにちは。恋愛アナリストのヨダエリです。みなさんは、「ナンパから結婚する」のは、ありだと思いますか?

たぶん、「ないない!」と即答する人もいれば、「ありでしょ」という人もいるでしょう。人によって、意見がハッキリ分かれるテーマかもしれません。

そもそも「ナンパ」という言葉がよくないよね、と個人的には思いますが、さまざまな意見があって当然ですし、あり派、なし派、それぞれの捉え方でいいのでは!……という結論で終わらせたいところですが、そうはいきません(笑)。 なぜなら、またまたご依頼をいただいたからです。

そろそろ結婚を前提に誰かと付き合いたいと思うものの出会いがなく、「ナンパをきっかけに結婚するのはあり?」と疑問を抱いている女性のために、ありかなしかを考察し、意見を述べてほしい、と。

……そういうことであれば、はりきって考察します! ナンパをどう捉えるかで、今後の行動も人生も大きく変わってきますよね。常々感じていることもいろいろあります(笑)。

というわけで、今回は「ナンパから結婚はありか?」をテーマに語っていこうと思います!

ナンパする男性の目的とは?

ではまず、ナンパする側の心理から考えていきましょう。そもそも男性は何を目的にナンパをするのでしょう?

「体目的のナンパ」は多いが100%ではない

「そりゃ体目的でしょ」と思う女性は多いでしょうし、実際その通りです。“お持ち帰り”を目的に声をかける男性が多いでしょう。

が、同時に、もっと広い意味で「出会いのきっかけ」として捉えている男性や、好みの女性がいたら声をかける、という男性もいます。

たとえば、一緒に楽しく飲めたらそれでよし、という気持ちでバーで声をかける人がいます。街で声をかけ連絡先を渡し、数日後に女性から連絡が来て遊びに行く関係になったら、その過程で交際を申し込む男性も普通にいます(どちらも実話)。

もちろん、「お互い気分が高まって一夜を過ごすことになったらラッキー」という気持ちはあるでしょう。だけど、いきなりそうならなくてもいい、と思っている男性も少なくないのです。

ナンパの目的や結果はケースバイケース

場所によるところもあります。ナンパのメッカと言われる場所では、即物的になりがちな傾向はあるかもしれません。なぜなら、最初からナンパ目的で来ている男性の母数が多いから。

ちなみにナンパが活発に行われているスポットといえば、渋谷(特にセンター街)、銀座(コリドー街)、恵比寿(西口出口近辺)などが有名。

渋谷は年齢層低めでファッションもカジュアル、コリドー街はスーツの男性、恵比寿は意識高い系男子が多いという印象ですが、これも究極的にはケースバイケース。

男性が声をかけたあとどんな行動に出るかも結局はケースバイケース。なぜなら、そこは女性の出方で決まる部分もあるからです。

ともあれ、「遊び目的の男性は多いけれど、全員がそうではない」。そういう認識は持っていていいと思います。

ナンパから結婚は「ありえる」

では、ナンパから結婚に至るケースは実際あるのでしょうか? これについては、めちゃくちゃある! と断言します(笑)。私の知人は、アイスクリーム店で店員をしていた女性に声をかけ、結婚に至っています。

ナンパからの結婚を公言する有名人たち

有名人の例でいうと、千原ジュニアさん、鈴木亜美さん、麒麟の川島明さんなどは、ナンパから結婚に至ったことをご自身が公言していますね。

それ以外にも、明かしていないだけで、実はものすごく多いはずです。

男性は出会って数分で十分好きになる

これを裏づけるのが、男性の「惚れ方」。既婚男性の多くは、出会う場がどこであろうが、その後、妻となる女性に対して、ある種のひと目惚れをしています。顔だけでなく、雰囲気、表情、話し方、服装、などなどを含めてのひと目惚れ。

つまり、街やお店で見かけて数分会話できれば、男性にしてみれば好きになるには充分なのです。もちろん、付き合ってみたらうまくいかないケースもあるでしょうが、それはナンパ以外の出会い方をしても同じですよね。

女性は「この人だ」と決めるまでに時間がかかりがちですが、男性はちがいます。

そして、男性は自分から好きになった相手と結婚したほうが幸せになりやすく、女性は好きになってくれた相手と結婚したほうが幸せになりやすい。 自分自身の経験や友人知人の例、さらに電話相談でさまざまな男女の事例を見てきた経験からも、そう感じます。

女性の場合、男性から熱烈なアプローチをされ、最終的にその男性を選んで幸せになるケースは多いですが、男性の場合、出会った時点でピンとこなかった女性からいくら強く想われても本命に選ぶことが稀です。

また、自分から好きになって付き合った場合、男性は相手より自分のほうの気持ちが強くても気にしないどころか「一番好きな相手と付き合えてラッキー!」くらいに思う傾向がありますが、女性は相手の気持ちが自分ほど強くないことを気にする傾向があります(結果、破綻するケースも多い)。

もちろん個人差はありますが、納得する人は多いのではないでしょうか。

などなどの理由から、ナンパで出会って結婚するのはまったく問題なし! 出会いの場のひとつとして考えればOK! と私も思います。

「次に繋がるナンパ」と「次に繋げてはいけないナンパ」

ナンパにもいろいろあります。

速攻で無視していいナンパもあれば、相手を知るステップに進んでいいナンパもあると思います。見極めるポイントはどこか、改めて考えてみました。

(1)声かけの流れが自然

「ねえねえ、どこ行くの?」「おねえさん、ひま?」などのド直球な台詞ではなく、「道を聞いてもいいですか?」など女性を警戒させない言葉で声をかけてきた男性には、立ち止まってもいいのでは。

品を保ちたい欲求がある人だと思うので、あまりに外道なことはしない可能性が高いです。ただ、逆に相当なやり手(笑)である可能性もあるので、進展は急がずゆっくりと。

(2)グループではない

経験からも思いますが、複数人ではなくひとりで声をかけてくる男性のほうが、女性を交際相手の候補と捉えている確率が高いと思います。

逆に、男性2人組で女性2人組を狙ってきた場合、一夜限りの楽しみを求めたりゲーム感覚だったりするケースもあるので要注意!

(3)表情や話し方が柔らかい

人間、言葉で嘘はつけても、表情や喋り方まで嘘をつくのは難しいもの。

あなたが「怖くないな」「嫌いじゃないな」と感じた男性は、その後2人で飲んでも、なごやかな時間を過ごせる可能性が高いと思います。ただ、やはり進展は急がないことが大事。

(4)身元を明らかにしてきた

立ち止まって会話をしたら、相手が勤め先の名刺を渡してきた。

こういう人には、気になるなら連絡を取ってみてもいいのでは。身元を明かすリスクをおかしてでもあなたと繋がりたいと思った証拠です。

名刺が偽物でなければ、ですが(そこまでする人は、たぶん稀)。

ナンパで注意すべきこと

ナンパも立派な出会いの場。ただ、注意すべきことがあります。

(1)雰囲気に流されない

まず重要なのは「流されないこと」です。

たとえば、声をかけられ、一緒に飲んで、そのままお泊り……という展開。このパターン自体は、別にいいことでも悪いことでもありません。お互い、大人なのですから。

大事なのは、これを自分の意志でしたか、流されてしたか、です。

拒みきれず流されて……の場合、悲しい結果になることが多いのです。

遊べる女性を探している男性は、流されやすい女性をすぐさま見抜きます。その上でグイグイ押して行為になだれこみ、その後は音信不通、あるいはLINEをブロック、などという非道なことをする男性もいるのです(怒)。

(2)簡単に手に入ると興味を失われる

この場合、男性は一線を越えた途端、女性への興味を失っています。ただ、ここが誤解されがちなところなのですが、一線を越えたから興味を失うのではありません。「簡単に手に入った」と感じたから興味を失うのです。

流されやすい女性は相手の要望を断らないので、「簡単に手に入った」と男性に勘違いさせやすい。ゆえに、すぐに興味を失われ、女性が傷つく展開になりがち。

そんな事態は絶対に避けてほしいので、意図的にナンパされに行くとしても、要所で自分の意志を示し、本意ではないことを提案されたら、きっぱり断るようにしてください。

不向きと感じないなら、試す価値あり

最後はちょっと警告のような内容になってしまいましたが、ナンパで出会う=危険! ということではありません。ただ、人によって向き不向きはあるので、向いていない気がするなら、無理にナンパされに行く必要はないと思います。

一方で、ナンパで出会って交際→結婚に進めるキャパシティがあるのに、「ナンパで付き合うなんて」と偏見を持っているとしたら、それは非常にもったいない!

初対面の相手とのコミュニケーションを楽しむことができて、相手の経歴や肩書きや年収より感性や生き方や雰囲気を重視していて、「男を見る目がない」と複数の友人に言われたことがないなら(笑)、ナンパで運命の相手に出会える可能性大。試す価値はありますよ!

(ヨダエリ)

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※画像はイメージです

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