同窓会あるある16選! アラサー女性227人のリアルな本音
年を重ねると、高校や大学など学生時代の同窓会に出席する機会が増えるもの。この記事では、22~34歳の働く未婚女性227人の同窓会あるあるなエピソードを集めて公開。うれしかった・気まずかった・驚いた同窓会の実体験について紹介します。
30代になると、高校や大学などの同窓会に出席する機会が増える女性もいるでしょう。
社会人になってから疎遠になっていた人たちとも顔を合わせる同窓会は、楽しかった記憶が蘇ったり、ハプニングが起こったり、いろんな体験がありますよね。
そんな「同窓会あるある」について、恋愛コラムニスト・ひろたかおりがお話しします。
同窓会あるある(1):うれしかった実体験
「キャー! 久しぶり!」そんな歓声もわき上がる同窓会では、うれしい「あるある」も多いもの。
どんなエピソードがあるのでしょうか。
感激! 私のこと、覚えてくれていた
・「自分のことを覚えていてくれた。2次会とかに誘ってくれた」(26歳/医療・福祉/専門職)
・「失礼だが、私が名前を思い出せない人が私の名前を覚えていてくれたこと。私が『名前なんだっけ?』と聞くと、笑いながらも答えてくれた」(26歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
何年も前に卒業した仲間のなかには、こちらが忘れていても覚えていてくれたり、楽しかった思い出を話してくれたりと、再会を喜べるのも同窓会ではうれしい時間ですね。
思い出してもらえるのは、それだけ相手が当時の自分を好意的に受け止めていてくれたことの証です。
もし相手の名前を忘れてしまっているときは、早めに尋ねることで会話をスムーズに進められます。
元カレにも! 外見を褒められた
・「髪色や服装を変えていたので、『大人っぽくなったね』と直接伝えてくれた友だちがいたこと」(23歳/生保・損保/営業職)
・「『かわいいね』って言われたとき。元カレに別れたのを後悔された」(28歳/その他/事務系専門職)
「痩せたんじゃない?」「きれいになったね!」と、外見を褒められるのはいつでもうれしいですが、過去より現在の自分を見てもらえるのが同窓会のいいところ。
昔の姿とギャップがあればあるほど盛り上がるのも、同窓会あるあるです。
ですが、もし今のほうが太っている場合などは、正面から触れないのがマナー。
無遠慮に外見をいじるのは、同窓会であっても悪い印象を持たれます。
また、自分を振った元カレが後悔する姿なんて、めったに見られるものではありません。
声をかけられたら、堂々と胸を張って応じたいですね。
あのころが懐かしい! 昔話で盛り上がった
・「久しぶりに会っても学生時代のようにたわいもない話で盛り上がれた」(27歳/その他/販売職・サービス系)
・「昔の友だちに会えたり、先生に会えたりして、昔話に花が咲いて盛り上がったから楽しかった」(28歳/医療・福祉/専門職)
何年経っても、あのころのように楽しい雰囲気で世間話ができる……そんな絆を感じるのも同窓会あるあるです。
昔話を共有できるのは、当時の気持ちがちゃんとお互いのなかに残っているから。
ここでしか通じない学生時代のエピソードなど、楽しい記憶はどんどん言葉にして盛り上がりたいですね。
仲間だけでなく、お世話になった先生にも会えたときは、当時のことに感謝の気持ちも贈りましょう。
20歳くらいの同窓会が一番いい!?
・「20歳のとき、高校の同級生に久しぶりに会えて楽しかった(社会人になってからは、ライフスタイルもそれぞれちがいが大きくなり、気を遣って疲れた)」(26歳/学校・教育関連/その他)
・「20歳のときに小・中学の子たちに会った。みんなちょっと大人になっていて、雰囲気も変わっていておもしろかった」(30歳/医療・福祉/専門職)
20歳前後は、多くの人がこれから社会に出るところ。
まだライフスタイルにも大きな変化がなく、昔の面影を引きずったまま会えるのが楽しいですよね。
幼かったころの記憶は、社会に出ればどんどん薄くなっていきます。
その前に改めて昔を共有できる仲間に会うのも、いい思い出となります。
「また10年後に!」と前向きな約束ができるような時間を心がけたいですね。
ドキッ! 好きだった人に再会
・「当時好きだった男子に同窓会で再会できたこと」(28歳/医療・福祉/専門職)
・「好きだった人に出会えた。懐かしい気分、甘酸っぱい気分になった」(27歳/その他/専門職)
同窓会で気になるのが、そのとき好きだった人との再会。
どんな人になったのかな、と今の様子を知るのも楽しいですが、当時を思い出して懐かしい恋心に胸がキュンとなるのも、同窓会ならではですね。
それは男性にとっても同じで、昔の好きな人に会える時間は特別なものです。
当時の思い出に今の2人を加えて、改めて幸せな記憶として覚えておけるような時間にしましょう。
今なら素直になれる!? 告白
・「同窓会に参加した夜に、LINEで『実は好きだった』と告白された。彼氏がいたのでお断りしましたが、学生のときよりもカッコよくなってた彼を意識してドキドキした」(24歳/学校・教育関連/その他)
・「イケメンから、『昔好きだった』と言われた」(28歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「『昔好きだった』と告白され、いい感じになった」(32歳/学校・教育関連/その他)
「同窓会で告白」も、男女ともによくあることかもしれません。
あのときは言えなかったけれど、大人になった今なら素直になれる……そんな気持ちで当時の恋心を打ち明けてもらえるのは、決して悪い気はしません。
ですが、懐かしさだけで受け止めてしまうのは早計です。
その場の勢いでOKしてしまい、あとになってから後悔するのは避けたいですよね。
今のお互いの状況などをしっかり話して、改めて向き合う準備をしましょう。
同窓会あるある(2):気まずかった実体験
楽しい出来事がある反面、ちょっと場を外したくなるような気まずい場面にも出くわすのが同窓会。
どんなエピソードがあるのでしょうか。
まわりに気を遣わせちゃう!? 元カレと再会
・「元カレと隣の席で何を話せばいいのか、気まずかった」(27歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)
・「昔、自然消滅した元カレと会った」(22歳/金融・証券/営業職)
・「昔、付き合っていた元カレが混じって参加していたが、その過去がみんなにバレるところで焦った」(31歳/その他/販売職・サービス系)
・「元カレと席が近くなって、まわりに気を遣わせた」(24歳/医療・福祉/事務系専門職)
そのころお付き合いしていた男性と再会して気まずくなるのは、いい別れ方ができなかったとき。
引きずっているわけではないけれど、いざ顔を合わせると、どんな態度を取ればいいのか悩みますよね。
まわりに気を遣わせないためにも、元カレの存在を意識しない自分を見せるのがベター。
あくまでも「過去の人」という態度で接しましょう。
まずこちらが冷静でいることで、男性も落ち着きを取り戻します。
気まずすぎる! 振られた相手と再会
・「昔、振られた相手に会うのはなんとなく恥ずかしかった」(29歳/情報・IT/事務系専門職)
・「以前お付き合いしていた男性や、告白して振られた相手とも顔を合わせれば挨拶くらいはしなければならず、お互い少し気まずい」(28歳/医療・福祉/専門職)
告白したけど振られてしまった相手との再会は、昔の痛みを思い出してなんとなくネガティブな気持ちがわきますよね。
それは振った側の男性も同じで、何を話せばいいのかわからない気まずさを感じます。
大人の女性なら、過去に自分を振った相手でも笑顔で挨拶をするのが、一枚上手の対応です。
相手にも気を遣わせず、また場の雰囲気も壊さないようなさりげないひと言で終わらせましょう。
ショック! 顔や名前を忘れた&忘れられた
・「付き合っていた男の子に声をかけられたが、久しぶりに見た顔は当時とちがってまったく思い出せなかった」(26歳/建設・土木/営業職)
・「名前を思い出せなくて話していて困った」(29歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「名前を忘れられていたことで気まずかった」(31歳/その他/販売職・サービス系)
・「名前と顔が一致しなかったときや、親しく話しかけられたのにあだ名を忘れていた」(27歳/医療・福祉/専門職)
・「友達の名前をまちがえてしまい、焦りと変な空気が漂った」(29歳/生保・損保/営業職)
「この人、なんて名前だったっけ!?」は、多くの人が経験する同窓会あるあるではないでしょうか。
せっかく親しげに話しかけてくれたのに、こちらが忘れていると申し訳ないし焦りますよね。
もし名前が思い出せないときは、「ごめん! お名前をど忘れしちゃって」と素直に聞いてみるのが吉。
同窓会であれば、そんな失礼も笑い話にして会話を進められます。
また、自分の名前を忘れられているなと感じたときは、早めに「○○だけど」と伝えれば気まずい空気を避けられます。
反省! 酔いすぎて失敗
・「成人式後の同窓会で、盛り上げるために一気飲みして吐いたこと。女として終わった瞬間でした」(26歳/その他/事務系専門職)
・「酔いすぎて絡みすぎた」(26歳/小売店/販売職・サービス系)
・「飲みすぎた勢いで、相手を傷つけたとき」(28歳/その他/事務系専門職)
同窓会ではお酒が用意されていることも多いでしょう。
話が盛り上がってテンションが上がるとつい飲みすぎてしまいますが、気をつけたいのは「そのときの失敗をいつまでも覚えられてしまうこと」です。
せっかく懐かしい顔ぶれがそろったのに、酔ってだらしない姿を見せると「もう会いたくないな」と思われても仕方ありません。
どんなにお酒が好きでも一気飲みなど危険な行為は絶対にやめ、その場の空気を大切にすることを優先させましょう。
会話が弾まなくてつらい
・「『久しぶり。元気だった?』から会話が弾まない」(27歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「仲よしの人はほかの人のところで話してるし、私は人見知りだから同級生とはいえ話す内容もなくつらかった」(23歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
同窓会では懐かしい人と再会する楽しい時間ですが、相手によっては話が弾まないこともありますよね。
特に、過去にあまり絡みがなかった人など「ほぼ初対面に近い人」と一緒になることも同窓会あるあるで、お互いに気まずさを覚えながら過ごすことも。
そんなときは、過去ではなく今の状況を話題にするのが吉。
仕事のことや住んでいるところなど、無難な話題から少しずつ打ち解けていくようにしましょう。
話していくうちに、「そういえば」と過去の話を思い出すこともあります。
仲よくない人とは気まずい
・「すごく仲がよかったわけではない男の子から写真を撮ろうと言われたとき、少し気まずかった」(26歳/医療・福祉/専門職)
・「昔、仲が悪かった子と席が近くて、どうしたらいいか戸惑った」(29歳/その他/その他)
・「昔喧嘩したままの女友だちと席が隣になったとき」(28歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「喧嘩別れした人と再会した。でも、相手も気まずいと思っていたようで、最終的に仲直りできた」(34歳/商社・卸/販売職・サービス系)
同窓会では、当時あまり仲のよくなかった人や喧嘩別れした友だちとの再会もあります。
顔を合わせても、そのころにいい記憶がなければ、当然話も弾みません。
ですが、それでまた終わってしまっては、嫌な記憶が上書きされずにずっと残るだけです。
せっかく話す機会があるのなら、まずはこちらから「久しぶりだね」と話しかけてみましょう。
時間が経って、相手の気持ちも変化していれば意外とスムーズに会話ができることもあるし、「あのときはごめんね」とお互いに謝れたら、今日のことがいい思い出として上書きされるはずです。
火遊びが起こりがち!?
・「男女がこっそりどこかに消えていったこと」(27歳/金融・証券/販売職・サービス系)
・「ノリのいい男子が、結婚しているのに誘ってきたこと」(29歳/金融・証券/事務系専門職)
同窓会で再会した相手となんとなくいい雰囲気になり、2人きりになりたくなる……そんな「火遊び」もよく見かけるシーンかもしれません。
同窓会では「今日だけ」の油断が起こりがちで、雰囲気に流されるとついOKしたくなりますが、いざ抜け出して冷静になれば「なんでこうしているんだっけ?」と気まずさが蘇ることもあります。
特にお酒が入ると、その場の勢いで誘いやすい人に声をかける人がいますが、安易に乗るのは考えもの。
あとで後悔すると同窓会そのものが嫌な記憶になってしまうので、その場限りの関係は持たないのがベターです。
同窓会あるある(3):驚いた実体験
同窓会では、思いがけない変化を目の当たりにしたり、驚くような事実がわかったりと、びっくりすることも起こります。
実際にどんなことがあったのでしょうか。
何があったの!? 見た目が変化
・「昔、地味だった子が、オシャレしていてかわいくなっていた」(25歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「その当時、あまりぱっとしなかった同性や異性が少し垢抜けていた」(23歳/生保・損保/営業職)
・「男性で、どちらかというとかわいらしいイメージの子だったのが、イケメンになっていて驚きでした」(34歳/商社・卸/事務系専門職)
・「痩せていた男の子がすごく恰幅がいい体型になっていた」(34歳/医療・福祉/営業職)
・「学生時代にかなりスタイルがよく、かわいかった子がとても太っていてやぼったくなっていたこと」(32歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
過ぎた年月に何があったのか、容姿がガラリと変わっている同級生に会うのも同窓会あるあるです。
昔はそうでもなかったのが、今はイケてる見た目になっていたりすると、思わず「どうしたの?」と尋ねたくなりますが、そんなときは素直に褒めるのが正解。
逆に、「昔のほうがよかったな」と感じる場合は、あえて触れないのがベター。
相手が自虐ネタにしてきても認めると(勝手に)傷つくことが多いので、ツッコミすぎは控えましょう。
見習いたい!? ハイスペックに変身!
・「当時はヤンチャだった子が、立派な仕事に就いていた」(33歳/その他/秘書・アシスタント職)
・「友だちが会社を経営していたり、社長になっていたりした」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「当時、全然目立たなかった子がハイスペック男子になっていた」(28歳/学校・教育関連/その他)
昔からは想像もできないような職業についていたり、立派な社長になっていたり……。
その人の成長が垣間見えるのが仕事ですが、気になるときは思い切って「成功の秘訣」を尋ねてみるのもおもしろいですね。
なかにはハイスペックになった自分をあえてひけらかす人もいますが、触れてあげるとたいてい喜びます。
もし嫌味を感じるときは、「がんばってね」と笑顔で声をかけて離れるのが、嫉妬していると思われないコツです。
同窓会のテッパンネタ! 結婚&出産報告
・「学年で一番地味な子が結婚し、子どももいて、社交的になっていた」(29歳/学校・教育関連/専門職)
・「知らないあいだに、友だちが結婚して子どももいて、そして離婚してしまっていたこと」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「同級生同士、まさかの夫婦ができ上がっていた」(32歳/医療・福祉/技術職)
そう、結婚と出産はいつだって同窓会ではテッパンの話題。
いい年齢になっていれば生涯の伴侶も子どももいておかしくないですが、実は一番縁遠いと思っていた人が幸せの絶頂にいるなど、あるあるですね。
また、離婚の修羅場をくぐり抜けて以前よりたくましくなっている人、婚活真っ最中で同窓会でも相手を物色する気概のある人など、同級生のいろんな新しい顔を発見できるのも同窓会ならではです。
同級生同士で結婚など、「いつの間に!?」と思うエピソードも聞いてみると楽しいですね。
今の自分に自信を持って同窓会に行こう!
同窓会では、みんなに会えるのがうれしい反面、今の自分を知られることが嫌で避けてしまう、という女性もいるでしょう。
ですが、変化があるのはお互いさまです。
過去ではなく今の自分を見てもらうことで、改めてよい関係を築ける場合もあります。
ハメを外してまわりに迷惑をかけることがないよう、自制心を忘れなければ同窓会は懐かしい顔ぶれに会える貴重な時間。
今の自分に自信を持って、昔の仲間とのひとときを前向きに楽しみましょう。
(ひろたかおり)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年3月1日~3月2日
調査人数:227人(22~34歳の働く未婚女性)