プロポーズのタイミングはいつが正解?
こんにちは、婚活・女子力アップコンサルタントの澤口珠子です。
「今、交際中の彼と結婚したいのに、なかなか彼がプロポーズをしてくれない……」そんなお悩みはありませんか?
今回は、既婚カップルのアンケートデータをもとに、世の中のカップルのプロポーズ事情をお伝えします。
プロポーズまでの交際期間は、どれくらい?
まず、世の中のカップルは、だいたいどれくらい交際してからプロポーズにいたっているのでしょうか?
交際後「6カ月~3年未満」に、約6割がプロポーズ
アンケートによると、「1年以上~2年未満」でのプロポーズが一番多く、第2位が「6カ月以上~1年未満」、第3位が「2年以上~3年未満」と続きます。
データを見ると、交際して「6カ月~3年未満」に、約6割のカップルがプロポーズに至っていることがわかります。
私自身、長年婚活コンサルタントとして現場でご相談を受けていると、プロポーズのタイミングに対して、「男女間のちがい」と「年代のちがい」を感じています。
プロポーズのタイミングの男女間のちがいとは、交際したら早くプロポーズしてほしい女性に対し、男性は最低1年は交際してからプロポーズしたいと考えている慎重派が多いこと。
それから、20代のときと比べて、精神的、経済的に余裕ができてきた30代以上同士のカップルは、20代同士のカップルと比べて、交際からプロポーズまで早い傾向がありますね。
20代の男性はまだ仕事や人生の方向性が定まっておらず、生活が安定していない人も多い傾向があるので、結婚する覚悟がなかなか持てないようです。
プロポーズのタイミング、人気なのはいつ?
それでは、世の中のカップルは、具体的にいつプロポーズしているのでしょうか?
しっかり読んで、参考にしてみてくださいね。
プロポーズの半数以上は「普段のなんでもない日」に!
なんと、アンケートの結果、ダントツの第1位は「普段のなんでもない日」でした。
次いで「2人の記念日」、「彼女の誕生日」と続きます。
普段のなんでもない日のプロポーズが多い理由は、2つあります。
プロポーズで彼女を驚かせたいサプライズ派は、彼女をびっくりさせるために、あえて普段のなんでもない日にする場合が多いようです。
記念日だとどうしても、女性はプロポーズを期待してしまいますものね。
そして、逆にサプライズが苦手で、日常の中でさりげなくプロポーズしたい派は、あえて記念日をはずし、普段のなんでもない日にするようですよ。
具体的なタイミングはお食事後やデートの帰り、海外や国内に旅行したタイミング、ディズニーランドなどのアミューズメントパークでデートしたタイミング、2人の思い出の地を訪れたタイミングが多いようです。
プロポーズの場所で、人気なのはどこ?
続いて、世の中のカップルは、どこでプロポーズしているのでしょうか?
具体的な場所を知って、彼からのプロポーズに備えましょう。
プロポーズの場所・第1位は「彼氏の家」
アンケートによると、順に「彼氏の家」、「レストラン」、「ホテル」、「彼女の家」、「夜景のキレイな場所」、「車の中・駐車場」、「同棲していた家」となります。
こちらも2つの傾向があり、レストランやホテルなど非日常感のある雰囲気の中でプロポーズをしたい男性と、お互いの家や車の中など普段の生活の中でプロポーズしたい男性とに分かれます。
どちらのタイプの男性かを見極めて、プロポーズに備えましょうね。
実際のところ、プロポーズのときって指輪はもらうもの?
プロポーズの際、目の前で指輪の箱がパカッと開き、そこにはダイヤモンドの輝く指輪が……! そんなシチュエーションにあこがれる方もいるかもしれません。
プロポーズと一緒に指輪をもらった人は、実際にどれぐらいいるのでしょうか?
プロポーズで指輪をもらった人は約3割
アンケート結果は、ダブルスコアでプロポーズと一緒に指輪をもらわない派が多かったです。
やはり身につけるものには人の好みがあり、特にアクセサリーは女性のこだわりが強いもの。
男性もプロポーズ前に購入するのはリスクが高いですよね。
最近では、プロポーズ用のプロポーズリングをレンタルする男性が増えており、プロポーズ成功後に正式な婚約指輪を一緒に見に行くというカップルが多いようです。
また、婚約指輪を必要としないカップルも一定数いますね。
プロポーズのとき、指輪以外でもらったものは?
プロポーズのとき、指輪以外にもらったものには、どんなものがあるでしょうか?
プロポーズの際、指輪以外の贈り物は「花束」が人気
イメージ通り、プロポーズのときは、女性に花束を贈る男性が多いようです。
実は、「指輪だけだった」という回答が約半数あり、あとは、「プロポーズの言葉」というものも。
プロポーズの言葉自体をプレゼントと受け取ることができる女性は、素敵ですね。
男性はどんなときに結婚を考えるもの?
そして、女性のみなさんが一番気になるのは、「男性はいったいどんなときに結婚を意識するの?」ではないでしょうか。
さっそくアンケート結果を見ていきましょう。
男性は「適齢期」だと思ったときに結婚を意識
アンケートでのダントツ第1位と第2位は、「『適齢期』だと思ったとき」と「彼女との結婚生活がイメージできたとき」でした。
このアンケートから、男性がいかに社会での自分の立場を意識しているかがわかります。
男性が思う「結婚の適齢期」とは、社会的な立場が安定したとき、つまり、ある程度仕事に自信が持てるようになり、安定的かつ継続的な収入が見込めたときです。
そんなときに交際している彼女とこの先も一緒にやっていけるか考え、結婚生活をイメージできたときに結婚を意識します。
本当に「結婚はタイミング」といえますね。
プロポーズのタイミングに正解はない!?
まさにプロポーズはタイミング。
そろそろ結婚適齢期だと思ったときに、交際している彼女との結婚を考える男性が多いのです。
以前、現在交際中の彼女との結婚を決めた男性の友人が、「彼女が自分にとって一番の女性かというとそうではない。でも、またイチから相手を探して、アプローチして交際してっていうプロセスを考えると彼女でいい」というようなことを言っておりました。
案外、男性はそんなものなのかもしれません。
だからこそ、早く結婚したい女性は交際したら、最低でも半年以上は交際が続くように努力しましょう。
プロポーズを引き寄せるための心得
現在交際している彼がなかなかプロポーズしてくれないとお悩みの女性は、ぜひこちらの3つのポイントを意識してくださいね。
(1)タイミングが来るまで焦らない
プロポーズはタイミング。
焦る必要はまったくありません。
今、交際中の彼と結婚したいのであれば、焦る暇があったら仕事や趣味に全力投球して、彼と会うたびに新しい発見を与えられる女性になりましょう。
(2)彼を疲弊させていないか振り返る
男性が結婚生活に求めるものは「癒し」です。
あなたは、彼に日ごろから感謝の気持ちを伝えていますか?
返信しろ、電話に出ろ、デートに連れて行け、寂しい……などと、自分の要望ばかり主張していませんか?
結婚は、毎日続く生活です。
男性は、自分を疲弊させる女性との結婚は考えられません。
(3)2人の明るい未来の話をたくさんする
彼は、あなたとの結婚をイメージできないとプロポーズしてくれません。
彼と会っているときは、意識して2人の明るい未来について話すようにしましょう。
たとえば、来年も2人でここに来ようとか、一緒にお祝いしようなど、2人の明るい未来がイメージできる話題をたくさんするといいでしょう。
お互いに与え合う意識を持ちましょう!
プロポーズに関するアンケート結果と考察、いかがでしたか?
プロポーズのタイミング自体に正解はありません。
お互いに与え合うことを意識したパートナーシップがあれば、おのずとプロポーズも近づくでしょう。
みなさまの幸せな結婚を応援しております!
(澤口珠子)
※画像はイメージです
(※1)マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年2月22日~2月23日
調査人数:590人(24~38歳の働く既婚男女)
(※2)マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年2月22日~2月23日
調査人数:303人(25~34歳の働く既婚女性)
(※3)マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年2月22日~2月23日
調査人数:287人(24~38歳の働く既婚男性)