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婚活の必需品! 「独身証明書」とは

熊谷典子

おぜきめぐみ

これから本格的に婚活をしようと考えている方は「独身証明書」というものについて聞いたことがあるのではないでしょうか。婚活の必需品ともいえる「独身証明書」とは一体どんなものなのか、どうやって取得できるのか。婚活アドバイザーの熊谷典子さんにお聞きしました。

独身証明書とは?

まずは、独身証明書とは一体どんなものなのかを解説いただきました。

独身証明書って何?

独身証明書が必要な理由

結婚を意識しはじめて「さあ結婚しよう!」という段階になって、「相手から聞いていた勤務先がちがっていた!」「年収がちがっていた!」なんてことになったら困りますよね。でも、残念なことではありますが、ときどきあることなんです。それまで費やした時間を含め取り返しがつかないことになってしまいます。真剣に結婚を考えているのであれば「婚活市場」で活動することがとても大切になってくるわけです。婚活市場、つまり結婚相談所ではそのようなリスクを取り除くために、本人確認ができる「運転免許証」などの公的証明書の提出はもちろん、「年収証明書」または「確定申告書」、「卒業証明書」等を提出することがあります。さらに、本人が独身であることを公的に証明した書類「独身証明書」を提出することが入会の必須条件となっている場合もあるんです。

独身証明書とは

独身証明書とは、独身の日本国籍を有する方であれば、ご自身の本籍のある市町村役場に請求すれば発行してくれる公的な証明書です。「民法第732条(重婚の禁止)の規定に抵触しないことを証明する」書類となります。結婚相談所ではこうした公的書類を提出した人のみが入会できるシステムになっているところもあり、安心して婚活できます。

独身証明書の取得方法

自分の本籍地窓口で

自分の本籍地の市町村役場の窓口で、本人が請求すれば、独身の場合誰でも取得することができます。もちろん、住民票などの公的書類の請求時と同じように、本人確認書類(運転免許証など)や手数料が必要となります。

本籍地が遠隔地の場合

本籍地がご両親の出身地という方も多いと思いますが、そうした場合は郵送でも独身証明書の請求をすることができます。市町村役場のホームページから、請求書フォーマットをダウンロードして、必要事項を記載した上で、本人確認ができる運転免許証などのコピーと切手を貼った返信用の封筒を同封します。あわせて手数料に相当する小為替や切手(一通は300円前後)を同封し、本籍地のある市町村役場に送付すれば、数日後に独身証明書が送られてきます。

独身証明書の取り扱い注意点

独身証明書が何かわかったところで、続いてはその取扱いに関する注意点を教えていただきました。

独身証明書の取り扱い方

市町村役場のホームページ等で概要を確認しておく

独身証明書は独身を証明する公的証明書ではありますが、日常の生活においては常時携行するような書類ではありません。むやみに請求する必要はない証明書であることは言うまでもありませんね。ただ、結婚相談所に入会する場合など、必要となったらまずホームページで請求方法や手数料などを確認しておいた方が、窓口請求、郵送手続きいずれの場合もあとあとスムーズに対応できると思います。

個人情報の扱いに気をつける

独身証明書はその他の公的証明書と同じく、あなたの大切な個人情報です。独身であるかどうかという情報もそうですし、あなたの住所等の大切な個人情報も記載されているわけですから、持ち歩いて紛失したりすることが決してないよう、大切に扱う必要があります。

発行年月日を確認

独身証明書に限らず、公的証明書には発行年月日が必ず記載されています。独身証明書は、発行年月日時点で独身であることを証明するものとなります。たまに数か月、場合によっては1~2年前に発行した独身証明書を利用しようとされる方がいますが、通常、結婚相談所で受け付けられるのは、せいぜい1、2カ月程度以内に発行されたものとなります。必要となった時点で最新の独身証明書を用意するのがベストなので、利用時には発行年月日に注意しましょう。

独身証明書を用意しスムーズな婚活を

結婚相談所などで婚活をする際に必要となる「独身証明書」。窓口で申請するのは少し恥ずかしいと感じる方も、郵送での請求なら気持ちも楽ですよね。ぜひ上手に独身証明書を活用して、スムーズに婚活してくださいね。

(文:熊谷典子、構成:おぜきめぐみ)

※画像はイメージです

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