お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

むくみを翌日に持ち越さない、簡単ケアを教えて!

Doctors Me

むくみ対策する女性むくみとは、血液の流れが滞って血管の外にしみだしてたまった余分な水分が原因です。特に、デスクワークや立ち仕事が一日中続くと、重力の影響でふくらはぎや足の先がむくんでしまい、なんともいえない不快感があらわれます。むくみを翌日に持ち越さないためにも、お風呂の中でできる簡単なエクササイズをご紹介します。

3つのポイントを押さえるだけでスッキリ!

・お風呂の温度は39〜40度に設定

お風呂の温度は、一般的な入浴の温度である42度では高く、39~40度の少しぬるめのお湯に15分ほどゆっくりとつかります。体が十分に温まった状態で行うと、血行がよくなっているのでより効果的です。バスタブの中に腰をおろして行い、お湯は胸のあたりまでの量にするのが、負担が少ないでしょう。

・足のむくみは心臓に向かってマッサージ

手の指全体を使って、足の先からふくらはぎを、心臓にむかってゆっくりとマッサージしてみましょう。むくみのもとになっている余分な水分が血管やリンパ管に吸収され、尿や汗となって排出されます。

・足首のストレッチも一緒に!

両手で両足のつま先を持ち、自分のほうへ引き寄せます。足の裏やふくらはぎがよく伸びているのを感じながらしばらくキープします。最初は軽い力で行い、徐々にしっかりと伸ばしていきます。

顔のむくみには、リンパマッサージ

顔のむくみが気になる場合は、首のリンパ節のマッサージをしましょう。まず両手を使って、コリをほぐすように首筋をなでおろします。次に、指全体を使い、耳の下から鎖骨にむかって首の両側をさすります。最後に鎖骨を内側から外側の肩にむかってマッサージします。これを何回も繰り返します。

水分を、こまめに補給

汗をたくさんかけば、新陳代謝もよくなります。そして、こまめに水分をとりながら行うことが大切です。水分をとると、せっかくとれたむくみがまた戻ってしまうのでは? という心配があるかもしれませんが、通常は飲んだ水分は血管の中に入り、余分な水は尿として排出されますので問題ありません。汗をかいているのに水分をとらずにいると、脱水気味になり、血液の中がドロドロになってしまいます。エクササイズに夢中になってしまい、のぼせないようにくれぐれもご注意ください。

(文:40歳女性医師/Doctors Me、構成:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.05.31)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2015年03月01日に公開されたものです

Doctors Me

医師をはじめ、歯科医、薬剤師、介護福祉士、栄養士、獣医、心理カウンセラーの6つの士業・専門従事者を擁する、総合型の健康Q&Aサービス。2013年8月のサービス提供開始以来、『安心をもっと身近に』というサービスコンセプトのもと、医師だけにとどまらず、専門資格を持つ多様な回答者を増やし、場所や時間を気にすることなく、さまざまな悩みを気軽に相談できるサービスを実現。https://doctors-me.com/

この著者の記事一覧 

SHARE