男性のマザコン度、どこまでなら許せる？ 「母親を自慢する：自分も母親を尊敬しているから」
親を大切にする気持ちは立派だけれど、時にはそれが行き過ぎて「マザコン」になるパターンもあり。彼が「マザコンかも？」と思ったとき、どの程度なら許せますか？ 働く女性の本音を調査しました。
Q.マザコンでも許せると思う行動を選んでください（複数回答）
A.母親を自慢する……82人（29.8％）
母親を「ママ」という……74人（26.9％）
会話中に母親ネタが多い……73人（26.6％）
毎日母親に電話やメールをする……50人（18.2％）
洋服は母親チョイス……30人（10.9％）
自分と母親を比較する……24人（8.7％）
何でも母親に相談する……20人（7.3％）
母親のようになってほしいと頼む……19人（6.9％）
すぐに母親の味方をする……11人（4.0％）
その他……33人（12.0％）
母親を自慢したり、母親ネタが多かったり、会話にチラホラ登場する程度なら気にならないという女性も多いようです。しかし、母親代わりにされるのは勘弁という傾向に。それぞれを選んだ理由を紹介します。
■母親を自慢する
・「すてきなお母さんなんだなと思う。母親を自慢してほかを下げるようなのは無理」（24歳／情報・IT／技術職）
・「母を自慢に思うのはいいこと」（28歳／医薬品・化粧品／営業職）
・「自分も母親を尊敬しているから」（27歳／電機／技術職）
今のすてきな彼を作り上げたのは彼のお母さん。こう考えれば、自慢も笑顔で聞いていられそうです。
■母親を「ママ」という
・「かわいいと思う」（26歳／学校・教育関連／専門職）
・「弟はまったくマザコンじゃないけど、わが家では母はママと呼んでいるから。たぶん、慣れで呼んでいる人もいるかと思って」（31歳／ホテル・旅行・アミューズメント／事務系専門職）
・「自分もママ、パパと言うので全然、許せる」（32歳／医薬品・化粧品／専門職）
「ママ」と呼んでいるからといって、マザコンとは限りません。本質を見抜くことも大事ですね。
■会話中に母親ネタが多い
・「不自然ではないから」（32歳／金融・証券／事務系専門職）
・「大事にしているのかな、と思う程度」（31歳／金属・鉄鋼・化学／秘書・アシスタント職）
特に実家暮らしの男性の場合、ほぼ毎日、お母さんと顔を合わせていると思います。会話にひんぱんに出てくるのは普通ではないでしょうか。
■毎日母親に電話やメールをする
・「家族間の連絡は必要だと思うので」（27歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）
・「親を心配しているという理由なら許せる。単にさみしいからなどだったらちょっと考える」（24歳／マスコミ・広告／秘書・アシスタント職）
マメな男性にはありがち？ 彼女にも同じぐらいマメだと許せそうですね。
■洋服は母親チョイス
・「ダサい服を着るよりはマシだと思うから」（31歳／商社・卸／秘書・アシスタント職）
・「服に無頓着であることは気にならない」（33歳／医療・福祉／専門職）
お母さんの言いなりというわけではなく、ただ単に「自分で買うのが面倒くさい」という男性もいます。結婚後は奥さんがその役目を引き受けることに？
■自分と母親を比較する
・「家族の中で女性が母親だけであれば、比べられても仕方ないと思うので」（26歳／ホテル・旅行・アミューズメント／販売職・サービス系）
女性も付き合っている彼氏のことを自分の父親と比較してしまうことがあります。お互いさまと思えば無問題？
■何でも母親に相談する
・「このくらいならOK」（30歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）
自分で物事をまったく決められない人は困りものですが、親に相談するぐらいは大丈夫という意見も。
■すぐに母親の味方をする
・「母を愛しているのは構わないけど、自分より好きなのは嫌」（26歳／金融・証券／事務系専門職）
身内をかばいたくなる気持ちもわかりますが、彼女や奥さんにもしっかり愛情を表現してほしいところです。
■母親のようになってほしいと頼む
・「別にこれくらいなら気にならいから」（27歳／金融・証券／事務系専門職）
発言するのは自由。でも彼女がそれに応えるかは……!?
マザコン男性の困るところは、それが昨日今日に培われた性格ではないところ。生まれたときからずっと積み重ねられてきた、お母さんとの濃密な時間が背景にあります。もし彼のマザコンぶりに困っても、短期間で改善させようとは思わないこと。お母さんとはまた別の魅力でじっくり攻めて、彼をあなたに夢中にさせてしまいましょう。
※『マイナビウーマン』調べ。2014年7月にWebアンケート。有効回答数275件（22～34歳の働く女性）。
(OFFICE-SANGA 中澤美紀子)
※この記事は2014年07月28日に公開されたものです
