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ビジネスシーンでは、言葉使いがその人の印象を大きく左右します。特に敬語は“なんとなく”使っていると、意外と間違っていることが多いもの。きちんとした敬語を身につけるだけで、印象アップにつながります! マナーアドバイザーの松本繁美先生と一緒に、正しい敬語の使い方をマスターしましょう♪
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【第4回ビジネスマナー講座】これだけは覚えておきたい! 定番フレーズ

ビジネスシーンでスムーズにコミュ二ケーションを取るために、覚えておきたい定番フレーズ。これは業界や職種、社会人やアルバイトといった立場に関係なく、知っておくと便利な「言いまわし」です。基本的なフレーズは簡単なものが多いので、すでに知っている人もいるでしょう。でも、誰もが知っているフレーズだからこそ、間違った使い方をすると恥ずかしい思いをしてしまいます。ここでもう一度、正しい使い方をチェックしておきましょう。

<覚えておきたい基本フレーズ>

まずは誰でも知っている基本フレーズです。どんなシーンで使えばよいか、相手に対して失礼にあたるNGフレーズとともに確認しましょう。

お世話になっております

取引先など社外の人に対して使うあいさつ言葉です。電話やメールなどでも頻繁に使われます。

よろしくお願いいたします

「どうぞ」を前につけて言うと丁寧度がアップします。締めのフレーズとして使いましょう。

失礼いたします

入室、退室、辞去の際に使うあいさつ言葉です。上司や同僚に声をかけるときなどにも使います。

恐れ入ります

相手に何かしてもらったときに使うフレーズです。また、相手に依頼するときのクッション言葉として、「恐れ入りますが~」のように使う場合もあります。

申し訳ございません

お詫びをするときに使います。「ごめんなさい」や「すみません」はビジネス用語として相応しくありません。また、「恐れ入ります」の意味を含んで使う場合もあります。

いかがでしょうか

提案するときに使うフレーズです。「どうですか」はビジネスシーンではNGです。

よろしいでしょうか

確認するときに使うフレーズ。「いいですか」はビジネスシーンにおいてふさわしくありません。

<ビジネスシーンならではの表現>

ビジネスとプライベートでは、言いまわしが異なるフレーズがあります。たとえば「うちの会社」というのは、友だちや仲間うちで話すときの表現。ビジネスシーンでは「当社」または「弊社」と言い、相手先の会社のことは「御社」または「貴社」と言います。また、自分のことをつい「わたし」と言ってしまっていませんか? ビジネスでは、男女問わず「わたくし」と言うのが基本です。「ちょっと待って下さい」というのも、「少々お待ちいただけますか」が正解。前回の「クッション言葉」で学んだように、「恐れ入りますが/申し訳ありませんが」を前につければパーフェクトです。

プライベートとビジネスシーンで使い分けたい表現

× うちの会社
○ 当社、弊社

× あなたの会社
○ 御社、貴社

× わたし、わたしたち
○ わたくし、わたくしども

× ちょっと待ってください
○ 少々お待ちいただけますか
◎ 恐れ入りますが、少々お待ちいただけますか

<身内と相手先で表現が異なるフレーズ・リスト>

先ほど紹介した「わたくし」や「御社」以外にも、表現が異なるフレーズはたくさんあります。困ったときは以下の表を参考にしてみてください。

<相手に声をかけるときに使うフレーズ>

上司や先輩などに仕事の質問をしに行くとき、本題に入る前に、相手の状況を察するひと言添えると印象がよくなります。同じ言葉でも目上の人へ使う場合と、目下の人に使う場合では言いまわしが異なるものもあるので、気をつけて使うようにしましょう。

質問したいとき

「お仕事中、申し訳ありませんが」と切り出し、「いま、1、2分よろしいでしょうか?」「○○の件でご相談したいのですが、いま、よろしいでしょうか?」と続けます。質問はあらかじめまとめておき、メモの用意もしておきましょう。

お願いしたいとき

「お手をわずらわせて恐縮ですが」「お手すきの折にでもお願いできますか」というように、内容や緊急度に応じて使い分けられると上級者です。

あいさつをするとき

「ご苦労さま」は目上の人が目下の人をねぎらう言葉。オフィスでは、上司や同僚に対しては「お疲れさまでした」と言いましょう。

<今回のまとめ>

第4回では定番フレーズについてご紹介しました。ビジネスシーンでは、まず相手に対して気使いができるようになると上級者です。ただ敬語表現を覚えるだけでなく、このような気配りが自然とできるようになると素敵ですよね。それでは、次回からシーン別に役立つ敬語表現をご紹介します。第5回は電話応対の言葉使いです。

(松本繁美)

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