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彼が自分にとって「一生の相手」かを見極めるチェックポイント

恋愛部長

一生の相手は「素を出しても安心できる人」

もしも、自分が自分の素を出して相手が引いてしまったら、その人はあなたの一生の相手ではない。今だけの、恋愛向き、表面的なお付き合い向きの人でしかないんです。もしも結婚して一生をともにするのなら、自分が素直になれる相手、自分が素でいても安心していられる相手でなくては続きません。どんなに相手を好きでも、心が開けない人とは一緒にいられないものです。

そこには、相手との相性もあって。ある人の前では、すごく素直になれるのに、ある人にはどうしてもうまく心が開けない、ということはよくあります。私にも、すごくすごく好きで、何を捨ててもこの人と一緒になりたい! という彼がいました。でも、その人には、どうしても自分の思っていることや感じていることを素直に伝えることができなくて。言葉にしても相手に伝わっている気がしなくて。最後は大爆発して別れてしまいました。

相手の何が、私を萎縮させたのかはわからないけど、とにかく、その人に対しては、私はいつも黙り込んでしまった。たぶん、そういう取り合わせだったんだと思います。人間には、持って生まれた強弱関係がありますからね。ある人には妙に気をつかってしまって、うまく自分が出せないっていう。

逆に、いまの夫は、最初からすごく素直にいられた人でした。ほとんど構えることもなく、気がつけば素で、自分の思っていることをポンポン言っていました。そして、彼もそれを楽しそうにウンウンと聞きながら受け止めてくれました。その“受け入れられている感”があったからこそ、結婚してからも、この人には何でも相談できる、喧嘩になっても必ず理解し合える、と思えたんです。

好きだという気持ちの大きさとはまったく関係なく、その人といる自分はどんな自分なのか。それを考えるのは大事なことです。私がよく言う言葉ですが、「どの人を選ぶかは、どんな自分でいたいかを選ぶことだ」って。いつも気を使ってしまって、自分らしくいられない、すごく好きな人といっしょにいる自分を選ぶのか。それとも、自分が自分らしく素直に居させてくれる人を選ぶのか。それは自分のこれからの人生を選ぶこと。自分を幸せにできるのは自分しかいませんから。

もしも相手との相性が原因で、自分が素直になれないんだとしたら。そして、どんなに努力してもその溝が埋められないのだとしたら。いったん、「ほかにも恋の可能性がないか」を考えてみる機会かもしれませんね。
では、今回のまとめです。

【素直になれない自分を変える方法】

1)絶対に自分を受け入れてくれる友だちに、少しずつ自分の心の内を話す練習をしよう
2)友だちに話す勇気がまだない場合は、ノートに自分の想いを書き出して、自分の気持ちを説明する癖をつけよう
3)付き合っている彼にも、きっと受け入れてもらえると信じて心を開こう。そのとき、ビビって相手の顔色をうかがってしまわないこと
4)「心を開いてくれる人を嫌いになれる人はいない」と念じよう
5)もしも、心を開いても受け入れられない気がしたら、その人は一生をともにする人ではないのかも
6)人によって、自然と素直になれる相性の人もいることを忘れずに。勇気を出して、別の可能性を探すことも大事

参考記事はこちら▼

あなたを本当に幸せにする「真の相手」はどんな人? 診断でチェックしてみましょう。

※この記事は2013年02月28日に公開されたものです

恋愛部長

自身の豊富な失恋経験・恋愛アドバイス経験をもとに、恋愛ブログ「恋はいばら道」を連載中。10代から40代まで幅広い女子の共感を呼ぶ。著者に『28歳からの必勝ルール 恋愛部長の恋のムチ』(大和出版)、『にっちもさっちもいかない恋がうまくいく本』(大和出版)など。

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