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“婚活難民”が急増中!? 結婚したい女性たちの心の声とは?

同世代女子が気になるトレンド情報から、新商品、人気スポットなどまで、ランチタイムの話題にしたい、気になるあれこれをピックアップ!

結婚するための活動=“婚活”がブームになって早、数年。結婚相談所に登録したり、お見合いパーティに参加したりと、婚活をはじめてはみたものの、「なかなか理想の相手に出会えない!」と嘆いている女子も多いのでは? こんなとき気になるのは、他人の婚活事情。婚活をしてきた人たちは、幸せになれたのか。私は、このまま婚活を続けるべきか。そんな悩める女子たちが思わず共感してしまう新刊『婚活難民』が発売されました。

『婚活難民』は、恋愛・結婚をテーマに500人以上の男女を取材してきた著者・にらさわあきこさんによる、婚活をする12人の女性たちのルポルタージュ。20~40代の「結婚したい」女性が、結婚に向けて、なにを考え、どんな行動をしているのか。そして、婚活をすることで、なにを得て、なにを失ったのか。リアルな婚活ドキュメントになっています。たとえば――。

■杉田アヤコさん(30歳)の場合
都内にある電機メーカーに勤めるアヤコさんは、ここ2~3年は、休日をもてあますように。彼女の友だちや同僚は、28歳ごろから結婚しはじめて、気がつけば休日に遊ぶ仲間がほとんどいなくなっていたのだとか。そして、30歳になるまでは、出会いを求めて毎週のように合コンを繰り返しました。だけど、合コンのほとんどがその日限りのどんちゃん騒ぎだったり、素敵な男性がいても女性同士でけん制し合わなければならなかったり……。そんな生活にすっかり疲れてしまった彼女が30歳の誕生日に決意したのが“婚活”でした。具体的には、業者を利用した合コンや、お見合いバーに行くこと。業者を頼れば、わずらわしい関係に悩むこともないと思ったのです。そして参加した、日帰りのお見合いバスツアーで、彼女は……。

■本田加奈さん(27歳)の場合
「結婚相手には、最低でも1,000万円は稼いでもらわないと」。そう断言する加奈さんは、都内にあるメーカーのショールームで受付嬢をしている女性。整った顔立ちにゴージャスな雰囲気を漂わせる彼女は、著者曰く「プロの美人」とのこと。それだけの美貌の持ち主なのだから、婚活の必要もなさそうなのに、彼女は20代にして、早くも結婚相談所に入りました。けれど、収入はあるものの、外見や性格に満足のいく男性とは知り合えず、結局4カ月で退会。その後のお見合いが人生のターニングポイントになり……。

『婚活難民』には、ほかにも「不倫を経験したあとに、婚活をスタートさせた女性」や「婚活で探す“本命”と“セックス相手”をわけている女性」など、さまざまな婚活女性が登場。みなさん、それぞれの事情を抱えつつも、一様に、婚活と真剣に向き合っていました。

さて、そんな彼女たちは、今、幸せなのでしょうか? 本書には、その後の展開もしっかりと描かれているので、あなたが「結婚したい」と思ったときに“愛の難民”にならないためのヒントを教えてくれそうです。ぜひチェックしてみては?

●『婚活難民』
著者/にらさわあきこ 1,365円 光文社刊

(ヨダヒロコ)

※この記事は2013年02月28日に公開されたものです

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