風水資格とは?風水セラピスト資格が人気!必要な資格や仕事内容は?
風水鑑定士は、風水に関する総合的な知識を持ち、住宅・職場などの空間についてアドバイスやコーディネートしていく職業です。そして、そんな風水鑑定士として働いていく際に、その実力を証明してくれる資格があります。この記事ではそんな風水鑑定士とそれを目指す際に必要な資格について紹介していきます。
風水と風水鑑定士の基本
風水鑑定士になるための資格を見ていく前に、まずは大前提になる風水の基本と風水鑑定士について基本となる部分を紹介していきます。
風水とは
風水とは、約4千年前の中国の思想であり、同じく中国の思想である陰陽五行思想と古代における様々な占いを基にして成り立ちました。その基本はこの世界に存在するエネルギーを「気」として、配置や向きといった位置取りによって気の流れを制御し、厄災を回避したり、幸運を呼び込んだりするというものです。
日本においては飛鳥・奈良時代から取り入れられてから独自の発展を遂げており、風水が取り入れられた可能性のある建築や理論が、歴史の節々に見られるものです。
一方で、現代において風水が広く知られるようになったのは1990年代と近年の話であり、そこからは風水に関連した書籍や商品などが数を増やしていきました。
現代で風水が最も活用されるのは家を建てる時であり、建築する場所、玄関や窓の方角、内部の間取り、更には建て始めから完成の時期などに対して活用されます。
それ以外では日常生活を良くするために活用されるもので、室内での物の置き方や所持品の色など簡単に実践できるものもあります。
風水の考え方の基本
風水には様々な流派があるため、それによって少々考え方や捉え方が異なることがありますが、基となる部分は陰陽五行思想の「陰陽」と「五行」があります。
- 陰陽……この世界の物事は全て「陰」と「陽」という対立する属性を持った二つの気に分けられるという考え方
- 五行……この世界の物は全て「木・火・土・金・水」の5つの元素からなるという考え方
陰陽は風水の場合、太極図(陰陽を表す図)に当てはめることで、例えば玄関や寝室は吉とされる位置、トイレやお風呂などの水回りは凶とされる位置に間取りを組むという考え方をしていきます。
一方、五行は5つの元素が物や色に当てはめられ、例えば黄色は土の気を持っており、土は金を生成することから金運が上昇するというように考えるものです。この二つの考え方を組み合わせて、場所や間取りなどを決めていくもので、その最適解は土地や物によって全く異なるものになっていきます。
風水鑑定士とは
風水鑑定士とは先の項目で挙げたような風水に関する総合的な知識を得ているものと認められ、風水も用いた方角や間取り、色彩などについて適切なアドバイスができる専門家です。
職業としては占い師やアドバイザーとしてフリーに活躍する人、建築やインテリア関係の業界でサブ資格として活用している人など様々です。
風水自体は根本的な考え方があることから知識としては簡単に得られるものですが、他者へアドバイスする場合、その実力や知識を証明できなければ信用されないことが多いです。そのため、正しい意味で風水鑑定士を名乗るのであれば、資格の取得は必須になります。
風水鑑定士になるために風水の知識を学ぶ方法とは?
現代では風水の基礎や考え方について、書籍やインターネット上で比較的簡単に入手できるものですが、風水鑑定士の資格取得になると、それよりも一歩踏み込んだ知識が必要です。
その資格取得のための知識を学ぶには風水の教室・スクールか通信講座を利用することになります。
教室・スクール
風水の教室・スクールは占いを中心としたものが多く、総合的な占いの一部に組み込まれていたり、自宅でもすぐに活かせるような簡素なものがったりと多種多様です。
しかし、資格取得に役立つような専門的な知識を得ようと思うと、対応するような教室・スクールは限られてきます。
その教室・スクールが自宅付近にある人は利用しやすいのですが、遠方であると仕事や家事に追われる中、通うのは難しいものがあります。
教室・スクールは受講内容と開催される場所をよく確認した上で申し込むことをおすすめします。
通信講座
通信講座も一口に風水といっても様々な種類がありますが、その中で資格取得専門の教材やカリキュラムを組んだものがあるため、教室・スクールよりも学習に迷いづらいものがあります。
また、通信講座であれば基本的に場所を選ばず勉強できるので、資格取得向けであるのは通信講座の方であると言えます。
風水資格を通信講座で取得できる諒設計アーキテクトラーニングはこちら!
風水鑑定士として携わる業界と主な仕事内容
資格取得をして風水鑑定士となった時、その知識がどのように活かせるかは携わる業界によって少しずつ変わってきます。
そんな風水鑑定士が携わる業界とそこにおける主な仕事内容を見ていきます。
建築・不動産関係
風水が最も活用される建築・不動産関係の仕事では風水鑑定士の知識が活かされる場所の一つです。家を建てたり、マンションを借りたりする場合に、予算やこだわりの面からどうしても風水にそぐわない選択をしてしまう際、少し知識があるお客様ほど不安を感じてしまうものです。
その時に、風水の知識があると、建築の場合はお客様の意図を汲み取りながら別の方向から良くなる方向を探し、マンションを借りる場合は似た条件から別の物件を勧められます。
もちろん、風水をあまり知らないお客様にも希望に対してアドバイスする形で風水的な位置取りを教えられるので、様々な場面で活用できます。
インテリア関係
建築・不動産と関わる業界でもあるインテリア業界ですが、こちらは建物が完成した後の室内外の環境について風水を活かしたアドバイスができる場所です。
インテリアを新しく買い替える人の中には部屋の雰囲気を変えたいと言う人もおり、その時に風水の知識があるとおすすめの色や配置などを教えられます。新しい配置以外にも住宅のリフォーム等をして、住宅やオフィス全体が変わった際の再配置についてアドバイスしたりと活かせる場面は多いものです。
占い師
風水という単語を聞くと、占いの一種だと思う人もいるものですが、実際に占いでも活用されています。
ただし、占いでも風水一本でやるというのは珍しく、多くの場合で他の占いと組み合わせたり、相談内容に風水が適していたりした場合に用いられます。現代における占いが自分の運命を決めるというよりも悩み事を相談して他者の意見やアドバイスが欲しいという目的になっているので、その意味で風水による考え方を教えていくことになります。
もちろん、建築・不動産やインテリアのおいて風水の専門的な知識を持つ人がいなかった場合に、占い師へ現状の間取りや配置を相談することもあります。
個人開業
上記の3つの業界に入るのではなく、風水鑑定士そのものとして、風水の専門的な知識を教える立場として活躍出来ます。
その場合は自宅や地域のカルチャーセンターを借りて、教室・スクールを開いていくことになります。
風水鑑定士はどのような人に向いているか?
風水鑑定士となってその実力を活かすには資格を取得できて、単に知識量が多ければ良いというわけではありません。
お客様の相談内容に合わせて答える必要があることから、柔軟な対応ができる人が向いていると言えます。そして、それと合わせてお客様に対して親身になって考えられる人も風水鑑定士に向いている要素です。
風水的には良いとされることでも、お客様の希望に沿っていなければ意味がなくなってしまいます。
お客様の親身になりながら、豊富な知識で柔軟に対応できることが理想の風水鑑定士です。
風水に対して興味があることは前提になるかもしれませんが、風水鑑定士になる場合は相手にアドバイスすることになるので、コミュニケーション面が得意な人が有利になっていきます。
風水鑑定士の証明になる資格一覧
風水鑑定士としての資格にはいくつか種類が存在します。
資格ごとに発行するところが異なり、内容も少し変わってきますが、いずれかを所持していれば知識の証明になるものです。
それでは風水関連の資格の中で著名なものを5つ紹介していきます。
風水鑑定士資格(日本メディカル心理セラピー協会)
風水鑑定士資格は日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)が発行しており、風水について一定の知識を持ち、その知識による視点から住宅を鑑定する能力を持つと認められる資格です。
以前は「住宅鑑定風水インストラクター」資格という名前でしたが、風水鑑定士資格に変更されています。
資格の中心に掲げられているのは住宅における風水の鑑定ですが、先に紹介した通り、風水鑑定士の知識が活用できる分野は多岐に渡るため、内容は総合的な資格になっています。
受験資格 |
なし |
受験料 |
10,000円(税込) |
受験申請 |
公式サイトから申込 |
受験方法 |
在宅受験 |
合格基準 |
70%以上の評価 |
試験日程 |
2ヶ月に1回ペースで開催(年度による) |
風水セラピスト資格
風水セラピスト資格は日本占い師協会(JFTA)が発行しており、風水に対する知識を持ち合わせ、その知識によって空間の気を理想的なバランスに保つ能力を持つと認められた資格です。
日本占い師協会は占いの知識や技術の水準が一定以上あることを認定する機関であり、名前もセラピストになっていますが、内容としては占いやセラピー以外の分野にも活かせるものです。
受験資格 |
なし |
受験料 |
10,000円(税込) |
受験申請 |
公式サイトから申込 |
受験方法 |
在宅受験 |
合格基準 |
70%以上の評価 |
試験日程 |
2ヶ月に1回ペースで開催(年度による) |
風水アドバイザー
風水アドバイザーは一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が発行しており、風水の基礎知識から実践スキルまでを身につけているスペシャリストであることを証明する資格です。
実生活で風水を活かすのはもちろんのこと、住宅・インテリア関係のサブ資格としての取得も歓迎しています。
受験資格 |
協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した者 |
受験料 |
5,600円(税込) |
受験申請 |
協ホームページの検定試験申込から |
受験方法 |
在宅受験 |
合格基準 |
得点率70%以上 |
試験日程 |
カリキュラム修了後、随時 |
風水鑑定士(一般社団法人国際風水氣学協会)
風水鑑定士は一般社団法人 国際風水氣学協会が発行しており、自分自身や周りの人へ風水を活かした教えができることを証明する資格です。
こちらは会員登録後、段階的に資格が取れる形式になっており、受験料的にはやや高めですが、じっくりと風水を学んでいけます。
受験資格 |
協会の会員になり線引き勉強会に3回以上参加する その後、準鑑定士認定講座、本鑑定士認定講座の順に受講して合格する |
受験料 |
①受講資格 初受講 15,000円(税別・テキスト代込)+ 会場費 再受講 10,000円(税別・1回の受講につき)+ 会場費 ②準鑑定士認定講座 初受講 145,000円(税別・テキスト代込) 再受講 10,000円(税別・本鑑定士または準鑑定士の有資格者) ③本鑑定士認定講座 初受講 290,000円(税別) 再受講 15,000円(税別・本鑑定士以上の有資格者) |
受験申請 |
ー |
受験方法 |
ー |
合格基準 |
ー |
試験日程 |
ー |
風水建築士
風水建築士は一般社団法人 国際風水氣学協会が発行しており、風水の基礎知識から応用、実際の現場で活きる実践法を身に付けたことを証明する資格です。
建築士と銘打っていますが、建築や不動産業の知識がなくても始められるもので、その中でも目的別に合わせたコース選択ができます。
風水建築士・コーディネーターコース |
風水コンサルタントコース |
|
受験資格 |
無料個別相談後の審査に通り、その後講座を受講する |
|
受験料 |
無料個別相談にて提示 |
|
受験申請 |
Web申込 |
|
受験方法 |
関東(東京)・関西(京都or大阪)・福岡のいずれかの会場受験 |
Web受験 |
合格基準 |
ー |
ー |
試験日程 |
毎年3、6、9、12月 |
3ヶ月毎に開催 |
風水資格を通信講座で取得できる諒設計アーキテクトラーニングはこちら!
風水鑑定士関連の資格はどれを取得するべきか?
上記の風水鑑定士関連の資格の中でどの資格を取得するか迷ってしまうかもしれません。その場合は受験資格を特に必要としない開かれた資格、風水鑑定士資格か風水セラピスト資格をおすすめします。
受験資格を特に必要としないことは教室・スクールや通信講座の選択肢が増えるため、自分に合った教材や環境を整えられることにも繋がります。
一方で、時間や金銭に余裕がある人は複数の資格を取得することも考えられます。
総合的な内容にはなっていますが、住宅やセラピストなど中心となる部分に微妙な違いもあるため、真に総合的な知識があると証明したい場合、複数の資格が説得力になるものです。
そんな複数の資格を取得したい人にぴったりな通信講座は「SARAスクールジャパン」と「諒設計アーキテクトラーニング」になります。
この二つの通信講座では一つのコース・講座で教材を進めていくことで、風水鑑定士資格と風水セラピスト資格の両方の試験に対応した知識が得られるものです。
更にこの二つには協会が認定した特別なコース・講座が用意されており、それらを選ぶことで資格試験が免除され、課題の提出のみで両方の資格が取得できます。
費用を抑えたい場合は通常のコースや講座でも良いのですが、結局は資格試験の受験料を払うことになるので、おすすめは特別なコース・講座です。
SARAスクールジャパン |
風水師基本コース |
風水師プラチナコース |
受講料 |
59,800円 |
79,800円 |
受講期間 |
6ヶ月(最短2ヶ月) |
|
添削回数 |
5回 |
5回+卒業課題1回 |
資格試験 |
公式サイトで各自申込 |
免除(課題提出のみで卒業と同時に風水鑑定士資格と風水セラピスト資格を取得) |
認定試験受験費用 |
各資格10,000円(税込)※計20,000円 |
免除 |
諒 設計アーキテクトラーニング |
風水セラピスト基本講座 |
風水セラピストスペシャル講座 |
受講料 |
59,800円 分割:3,300円×20回(初回4,276円) |
79,800円 分割:3,800円×24回(初回3,891円) |
受講期間 |
6ヶ月(最短2ヶ月) |
|
添削回数 |
5回 |
5回+卒業課題1回 |
資格試験 |
公式サイトで各自申込 |
免除(課題提出のみで卒業と同時に風水鑑定士資格と風水セラピスト資格を取得) |
認定試験受験費用 |
各資格10,000円(税込)※計20,000円 |
免除 |
風水資格を通信講座で取得できる諒設計アーキテクトラーニングはこちら!
風水鑑定士を目指すなら通信講座で二つの資格取得がおすすめ
風水鑑定士は風水による占いだけでなく、建築・不動産やインテリア関係を始め、他の人に風水を広めるために教室・スクールを個人開業するなど、様々な分野で活躍できるものです。
そんな風水鑑定士としての実力や知識を証明するためには、様々な機関が発行する風水関連の資格を取得することが推奨されます。
その中でも受験資格を特に必要としない風水鑑定士資格と風水セラピスト資格がおすすめで、この二つの資格の同時取得を目指せる通信講座があります。
風水鑑定士を目指す際、資格取得のための勉強法や教材に迷った場合は「SARAスクールジャパンの風水師資格取得の通信教育講座」や「諒設計アーキテクトラーニングの風水セラピストW資格取得講座」のコース・講座を検討してみてください。
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