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第一印象次第で、その後の付き合いが変わる!? 好印象を与える自己紹介のコツ4つ

ファナティック

場の配置換えや転職など、仕事をしていると自己紹介を求められる場面が多々あります。第一印象を大きく左右する重要な場面ですから、その内容には気をつかいますよね。ここでハートをつかんでおけば、好印象は間違いなし! しかし実際には、なかなかうまくいきません。世の女性たちが自己紹介をするときには、どのようなことを意識しているのでしょうか? コツを聞いてみました。

明るく、元気に、わかりやすく!

・「とにかく笑顔で元気よく」(33歳/その他/クリエイティブ職)
・「笑顔ではっきりと、大きな声で」(31歳/金融・証券/事務系専門職)
・「丁寧に話すといいです。いい印象を得られます」(24歳/小売店/技術職)
・「内容より、簡潔に感じよく話すように努める」(32歳/通信/営業職)

自慢できるような経歴がなくても、絶対にウケる鉄板ネタがなくても……。明るくて、元気で、そして丁寧な自己紹介が一番ですよね。話し下手な人でもすぐ取り入れられるコツ。一生懸命、大きな声で自己紹介すれば、少なくとも悪印象を与えることはないでしょう。

自己紹介の注意点

・「人によっては自慢ととらえるようなことは言わない」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「長く話さないこと」(32歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「ちょっと緊張した雰囲気を出しつつ、自己紹介をすること。あまりにも余裕のある感じだと、印象が悪くなると思う」(24歳/食品・飲料/専門職)

たとえば学歴などは、「それ、言う必要あるの?」「自慢してるの?」と思う人がいるかもしれません。また、自信満々の自己紹介も、たしかにちょっとかわいげがないかも? 少し緊張しているくらいの方が、ほほえましくて歓迎したくなるような気もします。

心を伝える自己紹介

・「深々とお辞儀をする」(29歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「適度に相手に目線を会わせること」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「下を向かない」(23歳/学校・教育関連/専門職)
・「『よろしくお願いします』ときちんと伝えること」(28歳/食品・飲料/技術職)

自己紹介は、相手が聞いてくれるから成立するもの。この点を忘れてはいけませんね。自分のことを知ってもらうと同時に、「よろしくお願いします」という気持ちを伝えなくてはなりません。お辞儀や視線、言葉でそれが伝えられたら、きっとあたたかく迎えてもらえるはず。

しっかり覚えてもらうコツは?

・「地元の観光地などを伝える」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「覚えてもらいやすい特徴的なところを言うこと。外見でも趣味でも出身地でも何でも良い」(28歳/機械・精密機器/技術職)
・「自分の悪いところも言ってみる」(32歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「自分の弱点も言って、親しみやすさを出す」(31歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

せっかくの自己紹介ですから、なんとか少しでも印象に残ることを話したいもの。少し笑えるようなネタや、出身地ネタ、趣味の話などを盛り込むと、インパクトがあります。ちなみに筆者は実家近くにある、いわゆる「がっかり名所」な観光スポットを、いつもネタにしています。

話し方講師の栗原君枝先生にも、自己紹介で好印象を与えるためのコツを聞いてみたところ、「緊張すると猫背になってしまう人が多いので、姿勢には気をつけた方が良い」とのアドバイスが。

「猫背は聞きとりにくい小さな声の原因にもなります。背筋をしっかりとのばし、胸を広げるように意識してみてください。

また、ちょっとした仕草が話の内容を台無しにしてしまうこともあります。髪の毛や顔に触れたり、話すときに手を動かしたりするクセがある人は、自己紹介のときはできるだけ控えるようにしましょう。手を体のうしろで組む姿勢も、『偉そう』に見えてしまいます。手は体の前でそっと重ねておくか、体の側面に沿って自然におろしておきます」(栗原先生)

自己紹介の内容については、どのようなことに注意すると良いのでしょうか?

「『アレもできる、コレもできる』と強みばかりをアピールしすぎると、自信過剰な印象を与えてしまいかねません。アピールしたいポイントは1つか2つ程度に絞った方が、感じが良いですし、聞き手の印象にも残りやすくなります。

そして、自己紹介は簡潔に、できるだけ短くまとめることも意識しましょう。できれば1分程度がベストですが、長くても3分以内にはおさまるように心がけて。そのためにも、盛り込む項目はかなり絞らなければなりませんね」(栗原先生)

第一印象を覆すのはとても難しいといいますので、自己紹介で失敗するわけにはいきませんよね。できるだけ好印象を与えられるように、今回紹介したコツを取り入れて、「自己紹介マスター」を目指してみてはいかがでしょうか?

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数173件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年10月31日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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