「ちぐら」とは藁を編んで作ったカゴのことで、新潟県関川村に古くから伝わる伝統工芸品。「稚座」と書き、当初は人間の幼児を入れて子守するための道具でした。それを、家族の一員である猫のために改良したものが猫ちぐらです。保温性、通気性がよく、程よい狭さで、ニャンコにとって至福のアイテム。今でも手に入れることはできますが、数少ない職人による手作業で生産されるため、注文から完成まで数年かかるのだそうです。
(山下まちか/OFFICE-SANGA)
※画像と本文は関係ありません。
※この記事は2015年03月16日に公開されたものです
山下まちか/OFFICE-SANGA
一日に数回は「猫になりたい」とつぶやく猫好きライター。取材先で飼われている犬くん、道端で会う野良猫ちゃんにもなつかれてしまう謎のオーラを隠し持つ。マイナビウーマンではペットに関するコラムを執筆中。