年末年始恒例!? 親・親戚からの「結婚しないの?」への対処法3選
独身アラサーが親から頻繁にぶつけられる質問「結婚はまだ?」。毎回うんざりしてしまう人も多いのでは。とはいえ、年末年始の帰省時にも、その話題は避けて通れない……。では既婚の先輩たちは、独身時代にその質問をどう上手く交わしていたの? そこで、マイナビウエディング編集部では「帰省時に親・親族から聞かれる『結婚はまだ?』への対処法」について、既婚男女にアンケートを実施しました。
「結婚はまだ?」と聞かれた人は8.1%
まずは、親・親族から「結婚はまだ?」と聞かれた経験があるかどうか尋ねてみました。Q.結婚前、年末年始の帰省時に親・親族から「結婚はまだ?」と言われたことはありますか?
はい(12.4%)
いいえ(87.6%)
「はい」の人は少なめですが、実家暮らしの人のほうが、親と顔を合わせる機会が多いために「結婚はまだ?」「いい人はいないの?」などと聞かれる機会が多そう。続いて「はい」と答えた人に、どんな対応をして、親・親族からどんな反応が返ってきたか具体的に聞いてみました。すると、対応の傾向は大きく3つあることがわかりました。
何も言わず無視した
まずは「スルー」派の声を見てみましょう。「不機嫌な応対をしたところ、悲しそうな表情をされた」(男性/32歳/情報・IT)、「結婚を考えている人はいたが期待させたくなかったので無視したら、親も黙った」(女性/31歳/情報・IT)など、無視した結果、気まずい空気が漂った人が目立ちます。「何を言ったらいいか分からなくて無視すると、そのままスルーされた」(女性/32歳/金属・鉄鋼・化学)のように、その話はなかったことにされるケースも。「自分なりに結婚に向けて頑張っている」とアピールした
次は「自分なりに努力している」派の声を見てみましょう。「何か言わないと納得しなそうだったので……。親は笑っていた」(女性/31歳/不動産)、「嘘を吐いても仕方ないので。親は『そうなんだ』と納得した様子だった」(男性/38歳/人材派遣・人材紹介)、「『私なりに頑張ってます』と答えるのが一番楽。それ以上のツッコミは来ない」(女性/29歳/情報・IT)などのように、その場で相手を納得させるには有効な手段のよう。
「とりあえず『結婚する気はある』ことはアピールしたつもり。親としてはあまり言い過ぎないように気を遣っている様子だった」(女性/31歳/マスコミ・広告)のように、「結婚、結婚と言いすぎてるかも……」と反省する親もいるようです。あまり言われたくない場合は「今頑張っているから少し待って」と真摯に伝えるのが得策かもしれません。
「いつかは結婚すると思うから」と流した
最後は「いつかは〜」と濁す派の声を見てみましょう。「気まずくならないフラットな言い方をすると、とりあえず納得してくれた」(女性/32歳/医療・福祉)、「彼女はいたので『まぁそのうち』と伝えると、安心してくれた」(男性/32歳/マスコミ・広告)、「面倒くさいからいつかは……と流すと、苦笑いしていた」(男性/26歳/情報・IT)、「親をがっかりさせたくなかったので『そのうち結婚するから』と言って期待を持たせると、『いつか分からないが楽しみに待っている』と言われた」(男性/50歳以上/団体・公益法人・官公庁)など、基本的には納得するケースが大半のようです。一方で、「結婚について質問されるのを予想していたので、気にせず会話の中で流したら、興味津々で食いつかれた」(女性/31歳/団体・公益法人・官公庁)、「そうねーという感じで流したら、お見合いを勧められた」(女性/34歳/人材派遣・人材紹介)など、会話があらぬ方向へ発展していく可能性はなきにしもあらず。
大きく3通りの対応方法を紹介しましたが、無視はちょっと親が気の毒かも……。心配してくれていることは確かなので、安心させつつも、別の話題に反らせそうな返答を心がけてみてはいかがでしょうか。
※アンケート対象
調査時期:2014年12月8日~2014年12月17日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の既婚男女201名
調査方法:インターネットアンケート
(文/池田園子)
※この記事は2014年12月24日に公開されたものです