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雑用がドンドン増えてしまう人がやってしまっていること

「やってもやっても仕事が片付かない!」「どうして雑用ばかり増えるの?」仕事にそんな不満や疑問を持っている人は、もしかしたら、自分の仕事のやり方に問題があるのかもしれません。一度、見直してみたら、その雑用が劇的に減る可能性がありますよ。

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雑用=「雑多な用事」他にやらなきゃいけない仕事はあるのに、どうして増えるの?

「またあの先輩に雑用を押し付けられた……。どうして私だけ?」そんな風に悩んでいる人は、きっと少なくないでしょう。ちょっとした仕事、たとえば、会議で使う資料のコピーや、書類の封筒詰めの作業、いわゆる「雑用」をいつも回されてしまい、自分が損な役回りをしていると感じているのでは?しかし、それは、あなた自身の仕事のやり方や、態度に問題があるのかもしれません。

今が楽でも雑な仕事は自分の首を絞めるだけ!

雑な仕事をしてしまうと、それを見た人はあなたに繊細さ、細やかな気遣いが必要とされる仕事を回そうとはしなくなってしまいます。「あいつの仕事は雑だから」と上司に判断されると、必然的に「雑な人でもできる雑多な仕事」を回されてしまうのです。

また、雑な仕事をすれば、それだけ穴が増え、あとからその穴を埋めるため、本来しなくても済んだことをやるはめになり、仕事が増えてしまいます。

丁寧な仕事で、仕事を減らす!

では、雑な仕事、とはどんなことでしょうか? 逆に丁寧な仕事とは? それは、たとえばほんのちょっとした「ホウレンソウ」。雑な仕事をしている人は、この基本となる部分を怠りがちです。「どうせ分かってるでしょ」と報告、連絡の手間を省き、「相談したら怒られそうだから、自己判断で片付けちゃえ!」なんて勝手をしていませんか?

こう言った基本となる部分をきちんとやれる人が、「丁寧な仕事ができる人」なのです。

思い付きではなく、きちんと段取りを考えて作業をスタート

また、雑な仕事をしがちな人の多くは、しっかり考えてから行動することをしません。たとえば、会議で使う資料のコピーを頼まれたとき、その資料が複数に渡るものであれば、「ホチキスで留める必要はあるか」「指定の順番があるか」などまで考え、その場で指示を出してきた人に尋ねることができるのが気の回る仕事の出来る人です。

しかし、雑な人はそこまで気が回らず、コピーを取り終えたら、それをそのまま持って行って、さらに追加の指示をもらい、「コピーを頼まれたと思ったら、次はそれをホチキスで留めろって言われた」と不満に感じることでしょう。

雑用を減らし、周囲に丁寧な仕事をする人間だと思われるためには、きちんと作業の工程を順序立てて想像し、実行に移す必要があるのです。

面倒がって、雑な仕事をしたりせずに、常に丁寧な仕事、隅々に気を配った仕事を常に心がければ、おのずと雑用は減っていきます。「どうして私ばっかり雑用を押し付けられるんだろう?」と不満に思っているのなら、まず、自分が雑な仕事をしていないか、振り返ってみましょう。

※この記事は2014年11月30日に公開されたものです

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