お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

幸せな恋愛や結婚につながる「同窓会の使用方法」

羽林由鶴

乾杯する男女出会いを探している人にとって、同窓会は大事なチャンス。だけど多くの人は残念なことにそのチャンスをいかせていません。それは、同窓会を正しく使用できていないことが原因です。

幸せな恋愛や結婚につながる同窓会の正しい使用方法があるんです。ぜひこの機会に知っておいてください。次の同窓会では、ステキな出会いが訪れるはずです。

■その場だけの盛り上がりにしないために

同窓会の日に、すごく盛り上がっても、その場だけの出来事で終わらせてしまうことのほうが多いものです。個人的に会う約束をすることに成功しても、実際に実現するかどうかもわかりません。実現したとしても意外と2人きりになったら盛り上がらなくて、一回こっきりで、二度目がないというのもよくある話です。

恋愛や結婚に進むには、ゆっくり少しずつの関係づくりが大事。ですからその場だけ盛り上がってもうまくいかないに決まっているんです。まずその場だけ一生懸命盛り上げることをやめましょう。あなただけ無理をして頑張って「おもしろかった」と言われるだけでは続いていきません。それよりも、「また会ってもいいな、会いたいな」と、みんなが思うような話題やかかわりが大事です。そこにいる全員の居心地が良ければ、「また次」は必ず作れます。

■みんなで仲よくがやりやすい

一対一で仲良くなることを目指すより、永遠のパートナーになりやすいのは「みんなで」かかわること。同窓会はお互いがもともと知り合い(すごく仲が良かったかどうかは関係なし)。だから同窓会をきっかけにして、このまま、なんとなく気のあった(共通項もあり、気の合いそうな)仲間で関わるのには絶好のタイミング。ラインやフェイスブック、メルアドなどの連絡先交換もしやすい。そしてこの仲間みんなとだから自然にやりとりもできるし、続けやすい。とりあえず友だち関係が復活できたら大成功…くらいに思っておくのは重要です。もちろん大人同士、あの頃とは、少し形が違う友だちになります。それでも大人になってから全く初対面の人とのかかわりよりもずっと安心で気持ちもラクなはずです。

■あのときの関係でいられる

大人同士の関係には、当然、大人の対応を求められるもの。だけどあのときのつながりは、あのときの関係のままかかわることができます。たとえば、今でこそ会社ではしっかり者と言われている人も、この仲間の前だから、実はそれほどしっかりしていない、ありのままの自分でいやすいのです。あのころのおてんばさん、お調子者の顔は、同窓会の仲間内では既に知られています。今あえて隠す必要はありません。

自分を偽ったり、隠す必要なんてありません。永遠のパートナーはありのままの自分を認め合える関係です。ならば、素を知られていることはメリットでしかありません。もちろん、すべてがあのときと一緒というわけでもありません。あの時の関係、大人としての関係、両方楽しめるなんてお得ですよね!

■人はみな人とつながっている

「出会いがない」という人はたくさんいます。でもその人は無人島にひとりでいるわけではありません。普通に暮らしているだけで、人とかかわらざるをえないものです。でもそのひとつ一つのかかわりを出会いとカウントしていないだけです。

目の前の出会いにも気づかない人、または目先の出会いにばかり注目している人は、出会いを見逃していくことになります。たとえ今回の同窓会で、女子とばかり話をしていたとしても、残念がることはないですよ。目先のことを考えれば、恋愛対象になることがない女子とばかり話しても無駄のように思いがちです。でも真実はちがいます。その女子の日常は、いろいろな人とつながっています。それを当てにするというよりも、女子としかかかわれないことをガッカリすることをやめましょう。誰とかかわっても無駄なことなどないのですから。

■羽林由鶴からのメッセージ

同窓会は、その場で決めようとすると失敗します。でも恋愛や結婚につながるきっかけにもなるんです。成功と失敗のちがいは考え方と行動の仕方。それさえ間違えなければ、すべての女性にチャンスはたくさんあります。


(羽林由鶴)

※この記事は2014年09月25日に公開されたものです

羽林由鶴

103kgの恋愛カウンセラー。著書に『なぜか相手がホッとして愛してしまう癒し系の女性になるヒント』(青春出版社)など。最新刊は『あきらめる生き方』(泰文堂)

この著者の記事一覧 

SHARE