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驚愕の2㎏超え!宇都宮「春木屋」の巨大大福に会いに行った

大通りに面しているのですぐにわかるはず

栃木県の県庁所在地・宇都宮といえば餃子の街として有名だが、地元の人から「すごい大福もお忘れなく~」という情報が届いた。果たして何がすごいのか! 善は急げと宇都宮へ直行した。

【北海道札幌市で30年に渡り挑戦を受け続ける、伝説の「3kgカレー」】

JR宇都宮駅を降り立ちメインストリートを西へ。左手にそのすごい大福があるという和菓子店「春木屋」はあった。

フワフワの皮がおいしいジャンボどら焼きからチャレンジ

看板には「日本一の大福」の文字。そして店頭にはおいしそうな和菓子や大福はあるが、見た目はいたって普通だ。

「すみません、すごい大福があると聞いてきたのですが」とお尋ねしたところ、「ああ、あれだと思いますが予約が必要なんですよ」とのこと。

予約でしか手に入らないすごい大福。ますます興味がそそられる。

予約しようかと思案していると、ほかにもデカ盛りファンの心を動かすものが目に入った。それが「ジャンボどら焼き(680円)」で、通常のどら焼きの4倍以上の大きさだ。ひとまずこちらを購入し、すごい大福は予約して帰ることにした。

普通のどら焼き(130円)とジャンボどら焼き

このどら焼き、まず皮が厚い。最も分厚いところで1センチはあろうか。しかし決してパサパサなどしていなく、しっとりしている。だから喉につかえることなく食べることができるのだ。

この皮がおいしい。あんこもほどよい甘さ。若干、途中できつかったものの、なんなく食べることができた。

これでさらにすごい大福への期待は高まった。

餅と豆本来の味がするどでかい大福

取りに行くと約束した日が来たので再び宇都宮へ。箱に入ったそれを受け取るとずしりと重い! なんと「超ジャンボ大福(3,300円)」の重さは2kgは超えているのだとか。米の袋を持っているようなものなのだ。

大きさはクッション並。確かにそれならば予約が必要だ。製作にもそれなりに手間もかかるのだろう。

自宅に帰ってうやうやしく箱を開け、いただこうかと思ったものの、どこから手を付けていいかわからない。やわらかな餅と餡子2kgをそのまま持ちあげたら崩れてしまうだろう。

通常の大福(125円)と超ジャンボ大福

ということで、1/4にカットすることに。そして一気にガブリ!

最初に感じることは、餅がなんとも肉厚なこと。そしてしっかりとした餅の味わいが広がる。つぶ餡は甘すぎず、それでいて豆本来の味わいをしっかり保ち、分厚い餅といい勝負をしている。

てっきりでかいだけの見かけ倒しかと思った自分を恥じ入るくらい、昔ながらの味わいがするおいしい大福なのだ。

しかし、1個はさすがに無理だった。だって、2kgなんですもの……。

残りは家族に手伝ってもらい、なんとか完食となりました。このジャンボ大福シリーズは、ややサイズダウンした2,100円のジャンボ大福などがあるので、まずはそちらを挑戦してみてもいいかもしれない。

※ジャンボ大福だけではなく、ジャンボどら焼きも店頭にない場合があるので、遠方から訪れたい人はぜひ予約を。

《春木屋》
栃木県宇都宮市馬場通り2-3-10
営業時間 10:00~19:00
定休日 火曜日
東武宇都宮線東武宇都宮駅から徒歩9分、JR宇都宮駅から徒歩15分(宇都宮二荒山神社前)

(OFFICE-SANGA 平野凛)

※この記事は2014年08月05日に公開されたものです

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