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そろそろバレンタイン……おうちデートを盛り上げる「プチおもてなし術」

間もなくやってくるバレンタイン。今年は二人きりの空間を作れる一人暮らしのお部屋で、おうちデートはいかがでしょう。普段からおうちで過ごすことが多くても、いつもとは違った雰囲気作りをすることで、より一層深く気持ちを伝えられるはず。チョコレート+αのおもてなしで、二人の距離をぐっと縮めましょう。


■玄関を開けたら「いい香り!」
いつもと違う雰囲気を盛り上げるのに効果的なのが香りです。ドアを開けた瞬間にふわっといい香りが漂ってくると、それだけで彼をドキッとさせられるはず。彼が到着する前に、玄関でお香を焚いておいたり、エッセンシャルオイルを使ったルームスプレーを使っておきましょう。香料を入れた瓶に細いスティックを差しておくことで香りが広がるリードディフューザーだと長期間自然な香りが広がるので、便利です。
ただし、注意したいのは香らせすぎ。どんなに良い香りでも、あまりに強いと不快感につながります。また、食事をするときには、香りが食材のにおいを消して、美味しさを邪魔してしまうことも。香らせるのは玄関を中心にして、約束の時間には間を空けておくようにしましょう。

■テーブルには花を用意して
食事をするテーブルには花や緑を飾ってみましょう。「男性は花なんて喜ばない」と思うかもしれませんが、「いつもとは違う」というおもてなし感を高めることができます。また、花を飾るという習慣がない男性は少なく、花がある暮らしから女らしさをアピールする効果も。料理の彩りにもなります。
花を飾るのは「難しい」と思うかもしれませんが、例えば小さな小皿に水を張り、茎から切った花を浮かべるだけなら、誰にでも簡単にできます。いくつか用意してテーブルのセンターに並べたり、それぞれの食卓に一輪ずつ置いても素敵です。花を買わなくても観葉植物を育てているのであれば、それをちょっと失敬するという手もアリ。例えばアイビーなどの蔓性の植物なら、ナプキンリングのようにナプキンに巻いたり、お皿の周囲を這わせたりするだけでも華やかになります。
花器もあえて買わずとも、手持ちの食器や食材の空いた瓶や缶を使えばOKです。

■料理に時間がかかるなら、食前酒&おつまみを
彼が到着したときにはテーブルに料理をすっと並べられるというのが理想ですが、仕事から帰ってきて準備するとなると、時間が足らないことも多いでしょう。「準備が整う前に彼が来てしまった!」というときには、まず食前酒とおつまみを出して、寛ぎながら待ってもらうとスマート。何もせずに待っていてもらうより、自分も焦らずに済みます。
例えば市販のチーズやスナックなどをお皿に少しだけ盛り付けておき、ビールとともに「はいどうぞ。料理ができるまで待っててね」と笑顔で差し出せば、お腹ペコペコな彼もイライラせずに過ごせるはず。お酒が苦手な彼なら、お茶などの暖かい飲み物とお茶請けがあるといいですね。

暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー:河野真希
ウェブや雑誌など各種メディアで、料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを目指すライフスタイルを提案。著書に『ひとり暮らしの季節ごよみ』(祥伝社)、監修本に『家事のお手本-大人のたしなみ賢いくらし(泉書房)』『頑張らなくても素敵に暮らせる「夜だけ家事」で快適シンプル生活(双葉社)』などがある。河野真希オフィシャルサイト(http://kawano-maki.net/)

※この記事は2014年01月21日に公開されたものです

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