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お口のニオイのモト・舌のお話つたえます 「グリコ お口のニオイ研究ラボ」

図1 気になるニオイ自分・他人ランク

江崎グリコ株式会社は、お口のニオイに関する研究を様々な切り口で推進するために、部門や職種を越えた人材で組織する研究グループ『お口のニオイ研究ラボ』を発足し、2013年5月より、 「お口のニオイ研究ラボ」WEBサイトを公開している。「お口のニオイ研究ラボ」WEBサイトでは、「多くの方に、さわやかなお口と笑顔を!」をスローガンに、わかりやすく、時にはユニークに、お口のニオイに関するトピックスを紹介し、皆さまの口腔環境の改善に努めていくと伝えている。

【「お口のニオイ」を取り巻く社会的環境 】
●気になるけれど口には出せない
2009年実施の「お口のニオイに関する意識調査」で、「気になるニオイ」のトップにお口のニオイが挙がる中(図 1)、お互いにニオイを指摘し合うのをためらう状況にある。中には無自覚のうちに、ニオイが誰かに不快感を与えるスメハラ(スメルハラスメント)に繋がっていることも珍しくない(図3)。

図2お口のニオイを指摘したことがあるかどうか

図3 人がいる場所でお口のニオイがすることは迷惑か

●無関係ではいられない
お口のニオイに対する意識は、前述の「スメハラ」等の言葉の広がりなどもあり、近年高まる傾向にあり、 2012 年実施の「ビジネスシーンにおける口臭ケアに関する意識調査」などでも、エチケットとしてのお口のニオイに関するケアの重要度が増している(図4)。

図4  2~3年前に比べて勤務中のお口のニオイを気をつけるようになったか

●ニオイのモトは舌!?
お口のニオイの中でも、病気や食べ物などに由来しないものを生理的口臭という。生理的口臭の原因のひとつが舌苔(ぜったい)とよばれる、舌に付着している汚れだ。程度の差はあるが、ほとんどの人に見られるもので(図5) 、舌苔の除去によりニオイは改善されるという。 しかし、日頃のお口のニオイ対策に舌のケアを行う人はまだ多くはない(図6)。

図5 舌苔

図6 舌の汚れに対する対処頻度

「お口のニオイ研究ラボ」では、「お口のニオイの種類」や「お口のニオイが強い時間・弱い時間」など、生活に密着したお口のニオイ情報や、 お口のニオイに関する調査結果をピックアップし、 「お口のニオイが人間関係に影響する!?」「スメルハラスメントって?」などお口のニオイに関するちょっと変わった話題を紹介しているという。

なお、神戸大学大学院農学研究科修了後、江崎グリコ健康科学研究所にて口中ケア研究を開始。商品開発にも携わるラボ長 釜阪 寛 (かまさか ひろし) 氏は、以下の通りコメントしている。
「食べることはもちろん、笑ったり話したり、お口の働きは日々の生活の中でとても重要です。お口の健康は全身の健康に通じています。皆さんの健康に役立つ研究に、日々邁進しております。」

また東京大学大学院理学系研究科博士課程修了後、(独)理化学研究所を経て、現在、江崎グリコで口中ケア研究を担当する研究員 小林 隆嗣 (こばやし たかつぐ) 氏は以下の通りコメントしている。
「お口のニオイの原因がわかると、適切な対策をすることができるようになります。 HPを通じてお口のニオイについて正しく知っていただき、お役に立てるように日々研究を行っています。」

現在公開中の、「お口のニオイ研究ラボ」WEBサイトでは、「わかりやすく」、「時にはユニークに」をテーマにお口のニオイに関するトピックスを掲載中。

※この記事は2013年08月27日に公開されたものです

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