お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

定期的に検査してる? 23〜35歳の男女の「性病経験者」は約4割という結果に

#ヘルシーニュース

エボル

オンラインピル診療サービス「mederi Pill(メデリピル)」を展開するmederiは、23〜35歳のメデリピルのユーザー536名を対象に、性感染症に関する意識調査を実施しました。

性病にかかった経験「ある」が約4割に

「性病にかかったことはありますか?」という項目では、「ある(40.3%)」と、性病を経験したことがある人が約4割を占める回答となりました。

かかったことのある性病は、1位「カンジダ(48.6%)」、2位「クラミジア(28.8%)」が上位となっています。

性病の検査「定期的に受けている」は1割未満に留まる

一方で、「性病の検査を定期的に受けていますか?」という項目では「定期的に受けている(7.8%)」との回答が1割未満に留まりました。

性病を疑った理由、「性器の痛みやかゆみ」「おりもの量や臭い」が上位に

自分が性病かもしれないと疑った理由は、「性器に痛み、かゆみがでたから(31.2%)」「おりもの量が増えた・臭いが気になった(30.9%)」など、自身で症状を認識してから検査に行くなどして発覚するケースが多いようです。

梅毒は認知度の高さに比べ、治療法や予防策は広く知られていない

近年急増している梅毒については、「症状だけでなく、治療法や予防策まで知っている(7.1%)」「どんな症状が出るか知っている(25.9%)」「病名は知っている/聞いたことがある(55.6%)」との回答が合わせて約90%になるなど、認知度の高さに比べ、治療法や予防策が広く知られていないことが課題だと考えられます。

自宅で梅毒検査ができるキット「知らなかった」が7割近くに

一方で、病院に行かなくても自宅で梅毒の検査ができるキットの認知度は、「知らなかった(69.0%)」と回答した人が7割近くを占め、「知っている(12.9%)」「聞いたことはあった(18.1%)」は合わせて約3割となりました。

自宅でできる梅毒のチェックキット「使用したい」が8割近くに

「自宅でできる梅毒のチェックキットがあれば、使用したいですか?」という項目では、「使用したい(77.6%)」と回答した人が7割以上を占め、梅毒の危機感が高まっているとともに、手軽に検査できるキットの需要の高さがうかがえました。

気軽に自宅検査できるキットの需要が高まる

定期的な性感染症検査はハードルが高いと感じている一方で、病院に行かずに手軽に検査ができるキットの需要は高まっています。

今回の調査の結果から、半数近くが性感染症(性病)にかかったことがある一方で、定期的に検査をしている人は1割未満。病院に行かずに手軽に検査ができるキットの需要が高まっていると考えられます。

性感染症(STD)とは

性感染症(STD)は、セックスをはじめとする性行為などによって感染する病気のこと。性交渉の経験がある方は誰でもかかる可能性があります。

無症状で経過する人がほとんどですが、放置して悪化してしまうと腹膜炎を起こして入院が必要になることがあります。また、不妊症の原因になることもあるため早期発見、早期治療が大切です。

治療方法としては、飲み薬や点滴に抗菌薬を適切に使って治療すれば治癒することがほとんど。再感染することがあるので、コンドームでの避妊やパートナーにも治療を受けてもらうことも大切です。

調査概要

調査テーマ:性感染症に関する意識調査
対象人数:N=536人
調査対象:23〜35歳のメデリピルユーザー
調査期間:2023年11月23日〜11月27日
調査方法:アンケートフォームを用いたインターネット調査

(エボル)

※この記事は2023年12月16日に公開されたものです

エボル

ネットを中心にさまざまなサービスやビジネスを創造する企業。特にコンテンツ開発分野においては、さまざまな分野で活躍する多彩なライター陣と経験豊かなエディターを中心に各ネットメディア向けて最適化された、品質の高いコンテンツを企画制作しています。マイナビウーマンではニュース記事を担当。
https://e-vol.co.jp
https://pro-web.jp

この著者の記事一覧 

SHARE