お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

極端な人の特徴とは? 一緒にいると疲れる時の対処法も解説

ガラクティ

あなたの身の回りに「極端な人」はいませんか? 彼らに対して「疲れる」「めんどくさい」といった印象を抱いている方も多いはず。この記事では、極端な人の特徴や上手に付き合うための対処法を解説します。

極端な人は、完璧主義で曖昧を嫌う傾向があります。友人や職場にこのような人がいて、対応に困った経験がある方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、極端な人の性格や特徴、付き合い方のコツを紹介します。

極端な人とは? 性格や行動の特徴

はじめに「極端な人」の特徴について説明します。彼らの傾向が分かれば、接する時のコツを把握しやすくなるかもしれません。

(1)白黒思考

白黒思考とは、物事を二元論で考えてしまうことです。

極端な人は、何事も「0か100」あるいは「良いか悪いか」の2択で判断しようとするので、中間の選択肢がなくなってしまうのです。

好き嫌いがハッキリしているという点ではメリットに働くこともあるかもしれませんが、偏った考えになりやすく、思考を狭めることにもなりかねないでしょう。

(2)完璧主義

極端な人は、完璧主義が多い傾向にあります。

何か新しいことに挑戦する際は、事前にゴールや将来的なビジョンを描いてから計画的に動き出すでしょう。スケジュール通りにいかないとストレスを感じることも。

そんな彼らは、周囲にも自分と同様の頑張りや完成度を強要してしまいがちです。

例えば、仕事を頼まれた時に「頼まれたからには期待以上の成果を上げたい」と考えて、クオリティを追求する傾向があります。

これが自分だけで完結すれば良いのですが、同僚や部下にも同等のパフォーマンスを求めるために、周囲は「疲れる」「めんどくさい」と感じてしまうのかもしれません。

(3)思い込みが激しい

極端な人は、思い込みが激しい傾向にあります。「こうだ」と思ったら、たとえそれが事実や現実と異なっていても、正しいと決めつけてしまうのです。

また、悲観的で被害妄想にとらわれやすい一面も

このような性格から、周囲と意見が食い違ったり、コミュニケーションエラーが生じたりしてしまうことがあるのでしょう。

(3)人間関係を築くのが苦手

極端な人は、良好な人間関係を築くのが苦手な傾向にあります。

白黒思考な彼らは、周囲と意見が合わないこともしばしば。自分の考えが正しいという思いが強く、相手に合わせるということがなかなかできないようです。

また、ネガティブ思考な故に、相手の言動を悪い方へ曲解してしまいがち。恋愛でも苦労しやすい人が多いかもしれません。

(4)マイルールがある

極端な人は、マイルールを持っている人が多いでしょう。少しでも自分のやり方から外れると、途端にモチベーションを失ってしまうことも。

しかし、周囲にはその原因が分からず困惑してしまう人が多いかもしれません。

(5)臨機応変な対応が苦手

極端な人は計画通りに物事を進めるのは得意ですが、臨機応変な対応は苦手な傾向にあります。少しでもスケジュールが崩れると一気にペースが乱れてしまう可能性も。

また、曖昧なことが嫌いな性格なので、「恐らく」や「多分」といった表現を用いて依頼をされると、何をしたら良いのか分からなくなってしまうこともあるようです。

しかし、明確な指示があれば責任を持って任務を遂行してくれるでしょう。

極端な人と上手に付き合う方法

ここからは、極端な人と上手に付き合うための方法を紹介します。身近に極端な人がいて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

(1)ある程度受け流す

彼らと上手に付き合うためには、「この人はこういう人だ」と理解して、相手の言動を適度に受け流すと良いでしょう。

極端な人の行動や発言など全てに反応していると疲れてしまいます。また、反論すれば、攻撃対象と認識されてしまうかもしれません。

相手が感情のコントロールができていないと感じたら、一歩引いた態度をとって冷静になるのを待ちましょう

穏やかに過ごすためには、彼らの言動に対して過剰に反応しないことが大切ですよ。

(2)一定の距離を保つ

極端な人と接することにストレスを感じる場合は、一定の距離感を保つのがおすすめ

彼らはマイルールを他者にも強要しがちなため、合わせることに疲れる時もあるでしょう。

うまく付き合っていくためには、必要以上に避けたり近寄りすぎたりしない姿勢が必要です。

(3)曖昧な表現は避ける

仕事で極端な人と関わりがある場合は、実際は曖昧な状態でも、あえて断定表現を使うことを心掛けてみましょう

例えば、ほぼ決定している業務を先回りして対応したい時、「現時点ではこちらのプランで対応してほしい。万が一変更するようなことがあれば、その時はすぐに伝えます」と共有すれば、スムーズに受け入れてもらえるはず。

彼らは明確に依頼されたことはきっちりこなすため、相手の特性などを考慮しながら案件を振ると、能力を発揮してくれるでしょう。

(4)相手の性格や行動を完全に否定しない

彼らの言動に対して思うことがあっても、真正面から欠点を指摘するのは避けた方が無難です。

極端な人は、思い込みが激しく物事を悲観的に捉える傾向があります。そのため、否定すると「自分はダメな人間だ」などと激しく落ち込んでしまう可能性も。

注意する時は、彼らの良いところも交えながらアドバイスをすると良いかもしれません。

極端な人の特徴を理解して上手に付き合おう

極端な人は、自分の意見をきちんと持っている人ともいえるでしょう。

物事の白黒をはっきりさせたがる性格やマイルールが確立していることから、四六時中相手に合わせていると「この人と付き合うのは疲れる」と感じてしまうこともあるかもしれません。

極端な人とうまく付き合うためには、適度な距離感を意識しつつ、言い回しや対応を工夫したいですね。

(ガラクティ)

※画像はイメージです

※この記事は2023年11月22日に公開されたものです

ガラクティ

コンテンツ制作やウェブサイト運営を行っています。ニュース記事、イベント取材やコラムなどを中心に、さまざまなジャンルの記事を執筆中です。

この著者の記事一覧 

SHARE