お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「立ち会い」と「立ち合い」の違いとは? 意味と使い分け方を例文で解説

にほんご倶楽部

「立ち合い」の類語・言い換え表現

「立ち合い」も「立ち会い」同様、いくつかの類語が存在します。ビジネスシーンにおいては、言い換える方が伝わりやすいかもしれません。ぜひ覚えておきましょう。

(1)「勝負」

「勝負」は、書いて字のごとく勝ち負けまたは勝ち負けを決めることを意味します。

「立ち合い」は、相撲や剣道の試合を表すシーンには使えますが、その他の勝敗を決める表現としても使えるのが「勝負」です。

(2)「試合」

「試合」も「立ち合い」と同じく、勝敗を競うことを意味する言葉です。「勝負」と同様、スポーツや武術全般に用いられるという違いがあります。

(3)「競演(きょうえん)」

「競演」は、田楽や猿楽での競い合いといった意味の、「立ち合い」と同じ感覚で使える言葉です。

ただし、演奏や演技全般に用いることができる、より幅広いシーンに適した言葉と認識しておきましょう。

「立ち会い」と「立ち合い」を正しく使い分けよう

「立ち会い」と「立ち合い」の違いは、その場に居合わせるのか、または勝負するのかというところにあります。

意味を混同しがちな同音異義語ですが、相撲や剣道の勝負を表すのか、またはその他に同席することを表すのかと考えると捉えやすいでしょう。

ビジネスシーンでは、不動産や工事現場、選挙や会合などで「立ち会い」を表現する機会は少なくありません。「立ち合い」と区別しつつ、類語の知識も身につけておきましょう。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年11月10日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

この著者の記事一覧 

SHARE