「はなむけの言葉」とは? 退職・異動・結婚・卒業シーンで使える例文集
卒業・退職・異動・結婚など、新しいステージに進む人に向けてメッセージを考える際、どのような内容にしたら良いのか悩んでしまいますよね。そこで今回は、シーン別で、はなむけの言葉を贈る時の例文を、上司・同僚・部下など相手別に紹介します。
仕事や学校など、新しいステージに進む人に向けて、はなむけの言葉を贈る場面があるでしょう。
しかし、いざ気持ちを伝えようと思うと、どんな文面が良いのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、はなむけの言葉の例文を、相手との関係性やシーン別に紹介します。しっかりと自分の気持ちを伝えるためにも、参考にしてみてくださいね。
「はなむけの言葉」とは?
「はなむけの言葉」とは、卒業、退職、部署異動など、新しい生活に踏み出す相手に対して使われる言葉です。
人生の節目となる旅立ちや門出を祝して、別れる人を励ます意味で用いられることが多いでしょう。
はなむけの言葉を贈る時の例文【退職する人へ】
早速、退職する人に、はなむけの言葉を贈る時の例文を紹介します。
上司・先輩へ
退職する上司や先輩へのメッセージは、まず、労いの言葉からスタートしましょう。また、感謝を伝えるフレーズを添えることも忘れないでください。
相手とのエピソードなどを盛り込むと、より気持ちが伝わりやすくなりますよ。
退職されるとはいえ、これからも付き合いがある可能性を考え、将来につながる内容にすると良いでしょう。
例文
今日まで○○さんには、大変お世話になりました。永年にわたるご功労に敬意を表し、心から感謝申し上げます。
○○さんがこれからますます充実した日々を歩まれますようお祈り申し上げます。本当にありがとうございました。
○○さん、今までいろいろとありがとうございました。仕事だけでなく、プライベートでもよくしていただき、公私共に本当にお世話になりました。
○○さんのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。ありがとうございました。
無事にこの日を迎えられましたこと、心からお祝い申し上げます。今日まで、大変お世話になりました。
○○さんには、多くのことを教えていただきました。これからも、○○さんから学んだことを大切にし、仕事に励んでいきます。本当にありがとうございました。
同僚へ
退職する同僚へ、はなむけの言葉を贈る時は上司や先輩よりもフランクな内容にすると、より親近感を持ってもらえます。
ただし、あまり親しくない間柄であれば、敬語を交えた文章にしましょう。
「食事に行こう」など、退職後も関係性が続くことを連想させるような文章で締めると、より好印象を得やすいですよ。
例文
○○さん、今まで本当にお世話になりました! ○○さんの今後のご活躍を陰ながら応援しています。
これからの人生が実り多きものになりますように。ありがとうございました。
○○さん、長い間お疲れさまでした。そして、本当にお世話になりました。私自身、○○さんのサポートがあったからこそ、仕事に力を注ぐことができたと思います。
会えなくなると思うと、とても寂しいです。○○さんのこれからの人生を応援する気持ちを込めて、はなむけの言葉とさせていただきます。
○○さん、今までありがとう! ○○さんとはたくさんの思い出があるから、一緒に仕事ができなくなると思うと寂しい気持ちでいっぱいです。
落ち着いたら、食事でも行きましょう。何かあればいつでも声を掛けてね。
部下・後輩へ
退職する部下や後輩へ、はなむけの言葉を贈る時は実際のエピソードを交え、彼らの長所を褒めるのがおすすめです。
背中を押してあげる内容にすれば、相手も前向きな気持ちで次のステップに進めるでしょう。堅苦しくなりすぎないように、少し砕けた言葉を使うのもポイントですよ。
例文
○○さん、○年間ご苦労さまでした。気配り上手な○○さんなら、新しい職場でも存分に活躍されることと思います。
どうかお体に気を付けて、頑張ってください。ご健闘をお祈りしています。
○○さん、いつも率先して業務に取り組んでくれてありがとうございました!
○○さんの力に頼りっぱなしだったから、今後に不安はありますが、今日という門出の日を心から祝福したいと思います。新天地でも、○○さんらしく頑張ってね。
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