正義感が強い人の特徴とは? 性格から得られるメリットや長所を解説
「正義感が強い人」と聞くとどのようなイメージを抱きますか? かっこいい、憧れる、うざい、苦手など印象は人それぞれでしょう。今回は、そんな正義感が強い人の特徴やメリットについて紹介します。
「正義感が強い人」と聞くと、勇敢で自分の意見をしっかり言える人というイメージを抱く場合が多いのではないでしょうか?
中には、とっつきにくい印象があって苦手という人もいるかもしれません。
今回は、そんな正義感が強い人の特徴やメリットについて紹介していきます。
正義感が強いとは
まずは「正義感」の意味について見ていきましょう。
せいぎかん【正義感】
不正を憎み、正義を尊ぶ気持ち。「―に燃える」
(出典:『デジタル大辞泉』小学館)
つまり、「正義感が強い」とは、不正やルールを破る人に厳しくする気持ちが強いことといえます。
言い方を変えれば、頑固で柔軟性に乏しいとも捉えられますが、自分の信念や意志を貫くことができるとも考えられるでしょう。
正義感が強い人の特徴
では、正義感が強い人にはどのような特徴があるのでしょうか。
(1)うそを嫌う
正義感が強い人は、うそを嫌う傾向があります。そのため、上司や先輩であっても自分が納得いかないことは見逃さず、対峙することもあるでしょう。
「うそも方便」といった融通が利かない一面もある真面目な性格の持ち主です。
(2)困っている人がいたら放っておけない
正義感が強い人は、困っている人がいたら放っておけないタイプでもあります。
中には、たとえ自らの負担が増えてでも、他者のことを助けようとする人もいるでしょう。そのため、周囲から信頼されているといえます。
(3)向上心がある
正義感が強い人は、向上心を大切にしているでしょう。
日々鍛錬を怠らず、つらくても自己成長させようと頑張るタイプが多いです。逆境にも強く、誰もやりたがらない業務にも、自ら手を上げてこなしていくでしょう。
(4)人付き合いは少々苦手
正義感が強い人は、先頭に立つことが多い傾向があります。
しかし、柔軟性に乏しい一面があったり、冗談を言ったりすることが苦手なため、周囲からは近づき難いと思われてしまうことも。
仕事では信頼されることが多いものの、プライベートはどうしても一匹狼的存在になってしまう人も少なくないようです。人付き合いは少々苦手な性格の持ち主といえます。
正義感が強い人の長所・メリット
ここからは、正義感が強い人が得られる長所やメリットを見ていきましょう。
(1)周囲から信頼される
正義感が強い人は、不正や不平等を嫌う傾向があります。
それ故、誰に対しても平等に接し、間違ったことは「間違っている」とはっきり言うことができるので、周りからの信頼が厚くなるでしょう。
相談されたり、頼られたりする機会も多いかもしれません。
(2)リーダーシップが取れる
正義感が強い人は信念を持って行動できるため、リーダーシップも取れるでしょう。
周囲が遠慮しがちなことも自ら手を挙げられるため、信頼できる人として尊敬され、自然と周りが付いてきてくれることも少なくないはず。
(3)自分に自信がつく
自分が正しいと自信を持って行動できるのも、正義感が強い人のメリットです。
周囲から信頼され、頼られる機会も多いので、自分自身を信じることができるのでしょう。その結果、最初の一歩や緊張するシーンでも、前向きに行動できる人が多いようです。
(4)自己実現ができる
正義感が強い人は向上心があるので、志も人一倍高くなるでしょう。
また、自分自身を信じて突き進んでいけるので、大きく設定した目標であっても達成できることが多いといえます。
自己実現ができる可能性が高まるのも、正義感が強い人のメリットといえるでしょう。
正義感が強い人になる方法
正義感は今からでも身に付けることが可能です。しかし、度がすぎると周囲にネガティブな印象を与えてしまう場合も。
ここからは、適度な正義感を身に付けるための方法を紹介します。
(1)何事も積極的に取り組んでみる
周囲の人が見過ごしてしまうことや、困っている人を見つけたら積極的に行動することを心掛けてみましょう。
最初の一歩を踏み出すには勇気がいるかもしれません。しかし、その行いが周りの役に立つと信じて行動する姿勢が大切です。
(2)周囲に流されない
正義感が強い人になるには、ダメなものは「ダメ」と言える信念を持ちましょう。
時には周囲に流れそうになることもあるかもしれません。自信がなくなった時は一度立ち止まって、何が正しいのかを心に問い掛けてみましょう。
自分が思う正直な気持ちを見逃さないことが重要です。
(3)信頼できる人を観察する
適度な正義感を身に付けるには、信頼できる人の言動から学ぶことが大切。
自分の信念や意志を貫くことも重要ですが、度がすぎると周囲に不快感を与えてしまう可能性もあります。
正義感が強い人の中でも自分が信頼できる人を観察し、まねるようにするのがおすすめです。
(4)視野を広く持つ
視野が狭いと、独りよがりな正義になってしまう可能性があります。すると、周囲との信頼関係がうまく構築できない場合も。
自分のことだけではなく、周りの人の幸せを考えた広い視野を持つことが大切です。
正義感が強い人になるために少しずつ自信をつけていこう
「正義感が強い」とは、不正を憎み正義を貫くことです。つまり、周囲に流されない心持ちが大切といえます。
ただし、正義感を持つことを意識しすぎると、心身共に疲れてしまうかもしれません。
まずは、小さなことから積極的に取り組んで、徐々に自信をつけていきましょう。そうすることで、周囲から信頼されるような正義感の強い人になっていけるはずですよ。
(#Lily_magazin)
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※この記事は2023年10月16日に公開されたものです