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【難読】“しおそう”?「潮騒」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「潮騒」の読み方です。

“しおそう”かな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「潮騒」の読み方は?

「潮」は、黒潮や潮干狩りと読むので、“しお”という読み方は知っている人も多いでしょう。「騒」は、騒ぐ、騒音と読むので、“さわ”や“そう”と読みますね。

では、二つを合わせて、“しおさわ”や“しおそう”と読むのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“しおさい”と読みます。

「潮騒」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「潮騒」の意味は以下のように解説されています。

しお‐さい〔しほさゐ〕【潮▽騒】
《「しおざい」とも》潮の満ちてくるときに、波の騒ぎ立つ音。

[補説]書名別項。→潮騒

潮が満ちる時に立てる、波から生じる音のことを潮騒といいます。言葉自体は耳にしたことがある人もいるでしょう。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「潮騒」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「騒」を“さい”と読むのが意外だったかもしれませんね。

「潮騒」は、歌の歌詞や小説に登場することもある言葉です。間違った読み方をして恥ずかしい思いをする前に、正しい読み方を覚えておきたいところですね。

(ななしまもえ)

※この記事は2023年10月08日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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