やけ酒の意味とは? やけ酒したくなる心理&飲酒以外のストレス発散法
やけ酒をしたくなる心理・理由
ここでは、やけ酒をしたくなる心理や理由を解説します。
なぜストレスの発散法として選ぶのが「お酒」になってしまうのか、根本的な理由を探ってみましょう。
(1)つらいことを頭から消し去りたいから
お酒をたくさん飲んで思考力が働かなくなれば、つらいことや悲しいことを考えなくて済むと思いますよね。
確かに、目の前のことをすっかり忘れて楽しんだり、ハイテンションになって好きなことに熱中できたりするので、お酒を飲んでいる間だけは嫌な出来事を忘れられるかもしれません。
ショッキングなことが起きた時にも、あえて現実を直視したくないからこそやけ酒をする人も多いです。
不安や緊張、ストレス、心配事など、ネガティブな気持ちを一時的にでも払拭しようと考えて、やけ酒に走ってしまうのでしょう。
(2)お酒の力を借りて寝てしまいたいから
「お酒を飲むと眠くなるから、嫌なことを考えずに済むようお酒の力を借りて寝てしまいたい!」という人もいます。
特に、布団に入っても思考がループしてなかなか寝付けないほどストレスが溜まっている人は、やけ酒と寝酒を合わせてしまいがち。
また、ストレスフルで眠れない毎日が続いている時は、「なんとかして眠らなければ」というプレッシャーからお酒に頼ってしまう人もいます。
(3)自暴自棄になってとことん悲しみに浸りたいから
もともと強がりな性格で、悲しいことがあっても自分の感情を表に出せない人の場合、あえてお酒の力を借りて自暴自棄になることがあります。
とことん悲しみに浸ることができるので、自分の感情を発散するきっかけになるのでしょう。徹底的に悲しいことと向き合いたいけれど、シラフでは少し怖い……という時にも、お酒に頼ってしまいがちに。
(4)誰かにかまってほしいから
友達・恋人・家族の前でやけ酒するタイプの人は、やけになっている自分を心配してほしいのかもしれません。
「そんなに飲んで大丈夫?」
「何かつらいことでもあったの?」
と優しい声を掛けてほしくて、あえて人目のあるところでやけ酒する心理が働くのかもしれません。