別れた方がいいサインとは? 別れるべきか迷った時の診断項目も紹介
好きで付き合い始めた恋人でも、ケンカが続いたり価値観の不一致を感じたりすると、ふと「別れた方がいいのかな」と思うこともありますよね。今回は、カップルの別れた方がいいサインについて紹介します。
長く付き合っていると、相手に情が移ってついずるずると付き合い続けてしまう人は多いでしょう。
相手に特段不満がない時や、本気でお互いに好き合っている時は、そのままで問題ありません。
しかし、いつもモヤモヤと不満を抱えていて自分のストレスになっている場合、思い切って別れてしまった方がいい場合もあります。
今回は、別れた方がいいサインを紹介するのでチェックしてみましょう。
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恋人と別れた方がいいサインとは?
さっそく、恋人と別れた方がいいサインを紹介します。
下記が複数該当する場合、自分たちの関係性を見直すタイミングが来たのかもしれません。
(1)いつもケンカばかりしている
小さなことでもケンカに発展してしまい、顔を合わせる度にののしり合っているカップルは危険です。
本人たちは「今さら別れても相手がいないから」「別れることまでは考えていない」と思いがちですが、高頻度でのケンカは意外とストレスになっているもの。
自分の性格が少しずつ変わっていくようなネガティブな感覚にとらわれやすくなり、仕事や人付き合いに影響することも多いです。
ケンカにならないよう努力するか、思い切って別れるか、改めて考え直してみましょう。
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(2)金銭感覚が合わない
長く一緒にいるのにお互いの金銭感覚が合わなすぎる場合、いつかトラブルに発展する恐れがあります。
特に、「何にお金をかけるか」「どの程度貯金したいか」などの感覚がズレていると、ケンカも起こりがち。
「服や持ち物にはしっかりお金をかけたい」と思う人と、「服や持ち物は安いアイテムで十分なので、旅行やアクティビティなど思い出に残るものにお金をかけたい」と思う人とでは、どうしても価値観が違ってきます。
また、片方がギャンブル好きだったり多額の借金を抱えていたり、すでに深刻な要因があれば離れた方が良いでしょう。
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(3)相手を異性として見ていない
結婚してから「恋愛」ではなく「家族愛」になっていくパターンはよくありますが、付き合っている間に冷め切ってしまうのは少し不安です。
その関係が心地良いのであれば問題ありませんが、異性として見れないことに不満を感じるのであれば、「他の相手を見つけた方がいいのかもしれない」と思ってしまいますよね。
また、スキンシップがほとんどなかったり、お互いに恥じらいがなくなっていたりするのであれば要注意。マンネリ化の原因にもなるので、早めに解消しましょう。
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(4)10年後の将来像が違いすぎる
お互いが理想とする将来像に違いがある時も、長く一緒にいたことを後悔してしまうかも。
「結婚したい・したくない」「子どもが欲しい・欲しくない」「都会に住みたい・田舎に住みたい」など、大きな価値観の違いが隠れている場合があります。
小さな価値観のズレであれば話し合いながら解消していくこともできますが、人生の幸福度に関わるような価値観のズレはそう簡単に解消できないでしょう。
特に結婚を考えているような相手がいる人は、事前に価値観をすり合わせておくのがおすすめです。
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(5)生活リズムが違いすぎる
生活リズムが違いすぎる場合、デートに使える時間が極端に少なくなります。
例えば、彼女は日勤、彼氏は夜勤、お互いにシフト制でいつ休みが取れるか不安定……という場合、会う時間を確保するのが困難なことも。
お互いに満足できていれば問題ないですが、どちらかが不満を抱えて我慢しているのであれば、今後の付き合い方を考えてしまうことでしょう。
思い切って同棲して一緒にいる時間を長くする方法もありますが、「寝ている顔を見ている時間の方が長い」と、さらにもどかしさを感じてしまう可能性もあります。
(6)常に相手に気を遣っている
相手に気を遣いすぎるあまり、自分の意見を噛み殺しているのであれば要注意。
好きな相手だからこそ合わせてあげたいという気持ちがあるのは理解できますが、いつか我慢の限界が来る可能性があります。自分ばかり尽くすような付き合い方に疲れてしまい、ぷっつりと糸が切れて別れ話に発展することも……。
(7)会話がない
一緒にいても会話がなく、お互いやりたいことをやっている時間の方が長い時は、別れても大きな支障ないのかもしれません。
付き合っているカップルでも1人で過ごす時間は必要ですが、デートが煩わしく感じられるくらい自分の時間を大切にしたい・優先したいのであれば、恋人という存在を必要としていない可能性があります。
一緒に楽しめる趣味があるか、どこか行きたいと思った時に真っ先に恋人の顔が思い浮かぶか、改めて見直してみましょう。
(8)浮気癖がある
片方だけでも浮気癖がある場合、早めに関係を断ち切った方がよいでしょう。
今はライトな関係だからいいと思っていても、長く付き合うメリットがありません。今後もし結婚した場合、不倫で慰謝料を請求される(請求する側になる)など、大きなトラブルに発展する可能性があります。
場合によっては職場・親族・友人にも迷惑がかかることもあるので、自分を大切にしてくれない人と付き合うのは止めましょう。
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(9)自立していない
家族から自立しておらず、母親や父親に依存している状態の恋人がいると、将来への不安が募ります。
また、金銭的に自立しておらず彼氏(または彼女)だけの収入で生活を賄っている場合は要注意。
いわゆる「ヒモ」状態になってしまうので、そのうち主収入を得ている側が不満を爆発させてしまうかもしれません。
(10)心から信頼できない
過去に浮気された経験があったり、お金を使い込まれたりした経験があったりして、相手のことを心から信用できない場合があります。
相手が徹底的に行動を変えればまた信頼を構築できる場合がありますが、基本的には年単位での取り組みになるとイメージしておきましょう。
本質的な性格というものは短期間で大きく変わることはありません。相手のことを今信頼できていないのであれば、今後信頼するのも難しいでしょう。
「そのうち変わってくれるかも」「まだ様子見でいいのかも」と思ってしまいがちですが、期待したり問題を先延ばししたりするのではなく、今現在の自分が相手に対してどう考えているかで決めた方がいいかもしれません。
(11)モラハラ気質
モラハラ気質であまりにも配慮に欠ける言動が多いと感じる場合、長く一緒にいるメリットはありません。
結婚して簡単に別れられなくなってから、相手のモラハラに拍車がかかる場合もあります。
まだ付き合いがライトなうちに離れておく方が得策と言えるでしょう。
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(12)話し合いができない
真剣に話し合いの場を設けようとしても、いつの間にかふざけたような雰囲気になってしまったり、話をはぐらかされてしまったりする時は注意しましょう。
ふざけてしまうこと自体が問題なのではなく、相手の「真剣に話したい」「話を聞いてほしい」という気持ちを読み取れないことが問題です。
長く一緒にいると、お金や将来の話など、膝を突き合わせて相談しなくてはいけない話が増えるもの。いざという時に頼りにならない相手では、不満ばかり募ってしまいます。
(13)遠距離恋愛
遠距離恋愛が長く続き、終わりが見えない場合も、別れを検討して良いでしょう。
もちろん長年の遠距離恋愛を実らせて幸せになるカップルもたくさんいますが、関係を続けるのが困難になるケースの方が多いもの。
「好き」だけでは超えられない物理的な距離もあるので、場合によっては、自分の生活ペースを守る方を優先する決断も必要。
どうしても遠距離恋愛が厳しいのであれば、片方が生活環境を変えて同棲するなど、思い切った行動が必要となるでしょう。
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(14)共依存している
互いに過剰な依存関係にあることを「共依存」と呼びます。
「相手に聞かないと何も判断できない」「何があってもパートナーが優先」などの価値観があると、一緒にいても苦しくなっていくだけです。相手の言っていることは全て正しいと思い込んでしまい、社会的に孤立することも増えていきます。
別れるのは相当なエネルギーが必要ですが、将来的なことを考えるのであれば距離を置いた方がいいのかもしれません。
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