【Ep.1】幸せを掴むのはGIRL? LADY? バチバチの婚活バトル開幕
ABEMAの新作婚活サバイバル番組『GIRL or LADY 〜私が最強〜』が2023年9月3日からスタート! ハイスぺ男子との幸せを掴むのは20代の「ガールチーム」か、それとも30代の「レディチーム」か? 恋愛番組好きのコラムニスト・ジェラシーくるみさんが毎週考察していきます!
バチバチの婚活バトルが開幕!? 年下女子と年上女子がハイスペ男子を争奪
「ABEMA」でエグみの強い婚活サバイバル番組が開幕しました。
本気で結婚相手を探すハイスペ男性4人と、結婚願望のある女性12人による“婚活バトル”番組。男4人に対して女12人かあ。呼ばれた合コンなら即帰るレベルの人数比率ですね。
実はこれ、20代の「ガールチーム」、30代の「レディチーム」がそれぞれ共同戦線を組み、男性を奪い合うチーム戦なのです。
結婚を目指す同世代の仲間と協力しながらさまざまなテーマのバトルに挑戦し、勝敗次第で男性との恋愛を有利に進められるという、「年齢と共に変化する女性の魅力や価値観」をテーマにした新しい形式の婚活サバイバル番組。いいですね〜! こういう時代に挑戦的な企画。
番組のサブタイトルに並ぶのは「20代 VS 30代の婚活バトル! 恋と年齢のリアル」「〜私が最強〜」の言葉。Adoもびっくりよ、こんなヒリヒリした企画。
この番組の妙味は、年代に分けられた「チーム戦」と1on1の「個人戦」の二重構造になっているところ。同年代の女性同士は、仲間でありライバル。このややこしいシステムが番組の展開にどう効いてくるか、見ものです。
ロケ地は韓国・仁川の豪華ヴィラ。夜はきっとチャミスルとマッコリで乾杯? 最高。
そして“婚活バトル”の楽しみを倍増させるMC陣もアン ミカ、若槻千夏、シュウペイ(ぺこぱ)と超豪華。アン ミカと千夏ちゃんの鋭い舌鋒とシュウペイのマイルドさ。良いバランスですね。
気になる登場人物は……
番組前半は16人全員で過ごす共同生活です。「ガール」、「レディ」とは言いながらも、端的に言えばピチピチヤング組とお色気ムンムン熟練組。どちらのチームもお肌とぅるとぅるで見目麗しく、経歴もキラッキラです。
「ガールチーム」の6人はモデル、元アイドルのインフルエンサー、IT企業人事、女優、フラワーデザイナー、グラビアアイドル。「レディチーム」の方は女優、webデザイナー、起業家、化粧品会社勤務、ブランドプロデューサー、ベンチャーの広報人事。やはり表に出る仕事の方々が多い印象です。
気になる男性陣は、26〜34歳といずれもアラサー世代の経営者と投資家。なるほど美女12名に対してのハイスペ男子4名ってどんなもんかと思いきや、たしかにスペックは高そう。問題なのは中身だが、いかに。
しかも、元アスリートや現役トレーナー(兼務)もいて、こちら顔面や収入面だけでなくスタイルや筋肉も取りそろえております。ハイスペのマッチョイケメンなんて嫌いな人いないですからね。なんぼあっても困りません。
まずは第一印象でバトル! 勝利を手にするのは?
さて、最初のバトルは第一印象対決。チームで協力しながら30分で魅力をアピールし、「相手をもっと知りたい」と思わせた方に男性陣との夜デートの機会が与えられるようです。
まずはプールの対岸で作戦会議。相手チームと差別化しようと戦略を練る「ガールチーム」と「レディチーム」。
なんと初っ端からデート場所の「屋上テラス」を巡ってチーム間のばっちばちの火花が散るのです。笑顔を顔面にはりつけたまま、なぜ自分のチームが屋上を使うべきなのかを主張し合う両チーム。けんかしないで〜!(いいぞ、もっとやれ!)
結局公平にじゃんけんで決めることになり、「ガールチーム」が負けました。残念がりながらも「(レディチームが)屋上のこと“ルーフトップ”って呼んでたよ(笑)」とクスクスしながら仲間に報告する様子が怖いのなんのって。
【 𝟤𝟢代 𝗏𝗌 𝟥𝟢代 】
? ABEMA(アベマ) (@ABEMA) September 4, 2023
探り合い、けん制し合う女たちー。
ハイスペ男性を招いた
ファーストアピールセレモニーの
場所をめぐり?#GIRLorLADY #恋と年齢のリアル#ガールオアレディ #私が最強
先攻・レディチームのもとにきた男性四人は、差し出された話題サイコロを振って自分のエピソードトークを始めます。
特筆すべきは人材サービス会社経営者のタイスケ(28)の挙動。自ら、「恋の話」の面を上に向けて置きながら「うわ〜恋の話か……したこと無いんですよ。お付き合いしたことも無い」と恋愛経験ゼロ・交際人数ゼロを声高に主張。
「嘘だよ。モテる奴が言うやつ」とワイプの若槻千夏がすかさず突っ込みます。
タイスケくん、白トレーナーにジージャンを肩がけしていますね。上着のそでを通さない男性なんて、ONE PIECEの海軍しか見たことないなあ。
「学校や部活や仕事で忙しくて、恋愛に割く時間が無くて」と合コン現場で聞き飽きたフレーズをのたまう海軍。今後の女性の扱い方で、生粋の鬼チャラ男子か、本当にタイミングが無かった系彼女ゼロ男子かが暴かれていくでしょう。期待大。
後攻・GIRLチームはとんがり帽子をかぶってお出迎え。ジェンガなどの企画を用意するも、それが仇になってあまり男性との会話時間をとれずに30分が終了。
「ガールチーム」は「絶対の自信を持つ元アイドル」のミナミ(24)が相当目立っていましたね。会話のボール支配率がメッシ並。
一方「レディチーム」では、比較的全員が満遍なく主張できていた印象を受けました。
MC陣のシュウペイが、その理由について質問したところ、
「女性の人生観は、顔に出る。20代のころに流行のメイクとかかわいいと思うものを研究して取り入れた結果、自分に似合うものを身にしていく。それがみんなに色濃く出てきてるから、20代の子らとはやっぱり顔が違う、いい具合に全員の特性が顔に出ている」
と、アン ミカが名回答。アン ミカ姐さん、勉強になります。
勝者は「レディチーム」。負けた「ガールチーム」が向かった先にあったのは……
「レディチーム」は第一印象対決に見事勝利し、男性とのナイトパーティーに勝ち進みます。選ばれなかった「ガールチーム」の6人は別場所に移動するのですが、もうここからの展開がすーんごい。
まず「ガールチーム」が案内された場所は、だだっ広い倉庫。真ん中にはパイプ椅子と無数のモニターが置いてあり、何やら不穏な雰囲気。
なんと、今までの婚活サバイバル番組には無かったモニタリングシステムが登場しました!
相手側のデートを生中継でモニタリングできるという、「揉めの原因になりそう度」1000%の装置。デートの様子を見ていた「ガールチーム」も「これって裏で相手の情報を集めて、他の女への振る舞いを覗き見できるチャンスじゃない?」と気づき始めます。
そう、俯瞰チャンスにも、男性への萎えポイントにも、嫉妬の炎の着火剤にもなる画期的なシステムですね。
結婚観を聞かれ、子ども欲しい願望、家庭の理想像について、よどみなく答える「レディチーム」。「自分一人でも生きてけるけど」「期待しない」「許し合える」「結婚という形にはこだわらない」というアラサー女子会のなかでもお馴染みのキーワードが出てきます。
その様子を見ていた「ガールチーム」は「レディーズ、ちゃんとしてるぞ。これはめちゃくちゃ手強いかも……」と、「レディチーム」の「結婚」の解像度の高さに戦々恐々。
いきなり恋愛上級者テクニック炸裂!? 恋のマジシャン・ユカコ
おだやかにナイトパーティーが進む中、ブランドプロデューサーのサアヤが「ちょっといいですか? フクちゃんと話してきていい?」と切り込みます。
その突風を瞬時に捉えて「じゃ私たちも行きましょうか」と元バレーボウラーのタカを自然に連れ出すユカコ。みんなが反対する隙も与えず、瞬く間に185cmの成人男性を連れ去る姿はマジシャン。ユカコ、もしかして相当なやり手?
そして1on1デートの際、「なんで選んでくれたの?」と喜ぶタカをユカコは一刀両断します。「男性一人ひとりと向き合って話す時間を設けたくて。ごめんね、期待させちゃって」首を15°傾けてにっこり微笑むマジシャン。
この笑みは全男性のハートを奪いますね。マジシャンにして怪盗。
結婚相手を選ぶポイントについて、「相当自分の心が動いて惚れない限り、人とは付き合えない。スペックとか関係無く、自分のハードルが高いんだよね」とさりげなく高嶺の花アピールも欠かさないマジシャン・ユカコ。
「私も子ども欲しいし、逆算していくと(出産のリミットは)すぐそこなので」と理知的に言葉を紡ぐマジシャンのペースに、まんまと乗せられるタカ。
タカはマジシャン・ユカコにハートを返してもらえるのか? モニターで情報収集に勤しんでいた「ガールチーム」は、今後どんな戦略で攻めるのか?
チーム戦と個人戦が入り乱れる前代未聞の婚活サバイバル番組、次回はどんな戦いが見られるのか楽しみですね!
『GIRL or LADY ~私が最強~』番組概要
毎週日曜夜10時~放送中(全9回)
放送チャンネル:ABEMA SPECIAL
配信URL:https://abema.tv/video/title/90-1849
(ジェラシーくるみ)
※この記事は2023年09月07日に公開されたものです