【Ep.2】カオスなトライアングルドライブ。男性陣からのボディタッチも……

20代のガールチーム、30代のレディチームがそれぞれ共同戦線を組み、本気で結婚相手を探すハイスペ男性4人を奪い合う婚活バトル番組。

1話目のバトルではレディチームが見事勝利し、ご褒美デートをゲット。ガールチームはやきもきしながらデート現場を見守る展開となりましたね。

2話目のバトルはなんとドライブデート。男性・ガール・レディの3人が車の後部座席に座り、トライアングル状態でドライブデートを楽しむという企画です。

メンバーの組み合わせを決める場面では、「自分がどの男性と話したいか」だけでなく「自分がイケそうな男性は誰か（刺さりそうな相手は誰か）」の視点から決めよう、とIT企業人事のカナエが提案します。カナエちゃん、クレバーですね。

どんな状況？　駆け引きの嵐が巻き起こるトライアングルドライブデート

まず「恋愛経験ゼロ」を謳うタイスケの車には元アイドル・ミナミと魔性の女・ユカコが乗り込みます。

身長より筋肉重視だというユカコの発言を受け、自信ありげに上腕二頭筋を強調するダブルバイセップスのポーズをとるタイスケ。すかさず二人は二頭筋を触りましたが、ユカコだけ胸筋を2タッチしていたことに気づきましたか？

両チームから人気だったフクちゃん（ユウジ）の車にはフラワーデザイナー・チカとインフルエンサー＆起業家・ミサキが乗り込みます。

そして、この車でガールチームが昨日のデートの様子を丸々モニタリングしていた事実が明らかになりました。2ショットを見られたフクちゃんは気まずい顔を隠せませんが、ミサキは余裕の様子。

「こちらはガールたちのことをライバル視してないし、お互いに上手くいけばいいなーって。覗き見されてても何も思わないかな」

このミサキお姉さんの強すぎるカウンターパンチが決まりました。

一方、元バレーボウラーのタカを選んだのはモデル・俳優のアリサとグラドルのハル。
恋愛観の話になった途端、ハルが自身の強い結婚願望についてよどみなく語りはじめます。

家事が好きで主婦になりたい、そして何より子どもを早く産んで育てたい。親が元気なうちに産みたいし、たくさん子ども産みたいことを考えると「30くらいまでに結婚したい」「今から探さなきゃ」とのこと。

ハルは意外にも逆算思考なんですねえ。タカは「昨日は派手な格好でジェンガしてたのにめちゃくちゃ将来のこと考えてるやん！　と感心しますが、その間、アリサは何も突っ込めず……。

パーソナルジム経営のシュン坊についたのはIT企業人事・カナエとベンチャー企業広報人事・サエ。シュン坊の「恋人に求めることは何？」という質問に、カナエは「尊敬し合える」「お互いに無いものを補い合える関係」と答えます。

そのザ・無難な回答に「めっちゃしっかりしてんじゃん、何歳だっけ？」と驚くシュン坊。

いやいや男性陣、20代前半の女子を見くびっちゃあ駄目ですよ。「恋人に求めることは？」なんて一問一答集に載ってる超基本の質問だから……。

ガールチームがグイグイ押しまくる！

ドライブデート後半では、タイスケの車に、ユカコとバトンタッチしたサアヤが乗り込みます。「女性は奢られるべきか？」という論題についてどう考えるか、という質問をぶっこんだタイスケ。はて、ここはTwitterランドかな(今はXランドか)。

SNSの炎上ネタの定番として散々こすられてきた話題ですが、相手の経済観や男性への依存度、厚かましさ度を測る絶好の質問ですね。

「奢られたいから行くっていうデートなら一人で牛丼食べてる方が幸せかな」と満点の回答でかわすミナミ。（本当か？　銀座の5万の鮨でも絶対断れるのか？　と意地悪な質問が頭をよぎりました）

もし奢ってもらったら全力で感謝するし、それが女の子にできる最大限のお礼かなっ、とかわいく胸の前で両手を合わせるミナミ。あざといですね、私も今度使わせていただきます。

フクちゃんの車には、チカとバトンタッチをしたモデル・ルミナが乗り込みます。自分と同じような、仲の良い家庭環境の人に惹かれる、とさりげなく「愛情あふれる家庭で育ちました」アピールをするルミナ。

彼女は姉が二人いるというフクちゃんの兄弟構成に惹かれたらしく「女兄弟がいる人は女の子の気持ちがわかるし、女の子に優しくしなさいって育てられてると思う」とエンジン全開で持論を展開。ミサキは、ルミナの猛烈アプローチに思わず黙り込んでしまいます。

ルミナちゃんの勢いは二重丸ですが、女兄弟のいる男性って女性に慣れている分、遊び癖のある男性も多いんですよね。女性の扱い方やツボ、踏んではいけない地雷を心得ているからこそ器用に遊べちゃうんですよ。浮気もバレにくいし。

ガールの若さパンチをかわすレディの人生経験

そして今回のバトルで一番の好戦が繰り広げられたのが、元バレーボウラー・タカの車。
女性陣は交代したユリミと、引き続きグラドル・ハルの組み合わせ。

「結婚めっちゃしたーい！　遅すぎる結婚だとうまくいかないような気がして」という無邪気なレディ潰しの発言が。

ですが、ここは離婚経験のあるユリミのほうが一枚上手。

「20代のときは逆算して考えてたけど、今は一周回って今日、明日、明後日を楽しく生きる！　って感じ」
「今の生活を楽しくするために一緒にいられる人がいて、その延長線上に結婚とかがあるのかな」

たしかに、どんなに緻密に人生設計を考えたとて、図面どおりにいかないのが人生。相手から投げられた豪速球を笑顔で打ち返すユリミ姐、とてもかっこよかったです。

「ハンド・サンド事件」にMC陣も大盛り上がり

最初の事件は、シュン坊の帰りの車内で起こりました。その名もハンド・サンド事件。

カナエと交代したガールチームのモデル・俳優のミキが、恋愛ではフィーリングを大事にしていると話したところ、俺も感覚を大事にしている、とシュン坊。

そこまでは分かるのですが、「人と触れたときの感覚を大事にしてる」とやや問題発言。

ミキは「え、どういうこと」と戸惑って目をそらしましたが、シュン坊はミキの手をとり、自分の手を重ね合わせ、そのまま両手でサンドします。

このシュン坊の手にぎにぎムーブにはMC陣も大はしゃぎ。どうやら相手の手を触ることで「この人と、これからいいかな」って分かるらしいのです。ピンクい想像をしてしまったのは私だけでしょうか。

うんうん、キスしたらセックスの相性が分かるっていいますよね。その様子を無言で見守っていたサエは、途中から無我の境地に達していました。

2ショットも見逃せないご褒美デート

今回のバトル結果はガールチームの勝利。積極的な姿勢が目立っていたガールチームに満場一致で票が集まりました。

ご褒美デートはBBQ。大人数でのBBQってチームへの貢献姿勢や仕事のさばき具合がウォッチできておもしろいですよね。フクちゃんとシュン坊、カナエとルミナが早速焼き始めます。

このBBQデートではいくつかの2ショットが生まれましたね。

まずはカナエとシュン坊。一緒にトレーニングしたい、とシュン坊の得意分野に寄せたカナエの発言にテンションが上ったのか、シュン坊は「それまじで理想。やろう！」とカナエに握手を求めます。

数秒間の長い握手。ハンド・サンド事件から数時間しか経っていないのに、他の女子の手をニギニギ。これも“相性”を見ているのでしょうか……。

場面が変わって、チカとタイスケの2ショット。どうして自分を誘ってくれたのかタイスケが質問しますが、ここで一瞬モニタリングルームのレディチームがざわつきます。

「恋愛経験ない人が“なんで俺を選んでくれたの？”っていきなり聞けなくない？」

鋭い。今のところ、タイスケの恋愛経験ゼロに違和感を抱くメンバーは多いようですね。

ブランコで揺れながら、笑顔で会話を続ける二人ですが、帰り際になんとタイスケが半ば強引にチカの手を握り、有無を言わさず手をつなぎます。この瞬間のMC陣の沸き具合よ……スタジオはブランコどころかライブハウス並みに大揺れ。自称・恋愛経験ゼロのタイスケにこんな積極性があったとはね。

みんな、どうした。手つなぎすぎだよ。

戻ってきたタイスケの隣に、すかさず滑り込むミナミ選手。タイスケの肩をトントンして、小声で耳打ち。

「一緒に行こうって言ったら困る？」

はい、技が見事に決まりました。ミナミ選手のあざとすぎる秘技・こしょこしょ話。
緩みまくる、タイスケの頬。

二人きりになったところで、「寒くない？」と自然にジャケットをかけてあげるタイスケ。どこが恋愛経験ゼロですか。これは中2で彼女ができた男の振る舞いなのよ。中学時代、数々の女の肩に学ランかけてきたんじゃないの？

対するミナミも、ジャケットではなく技をかけます。
「メガネ貸して」
男のメガネとか帽子とか借りたがる女子いるよね。可愛い子にしか許されない技。この状況を見たレディチームは冷静に「タイちゃんオチてるねー」と分析。

いやーしかしミナミ選手のほっぺたがピンクすぎて気になります。お酒のせいか、照れなのか、はたまたデート前に頬に仕込んだリキッドチークなのか。

寒いアピールをくり返し、いきなりタイスケの太いももをスリスリするミナミ。びっくりした、新橋のキャバクラにワープしたかと思った。

コショコショ話、メガネ奪い、からの太ももスリスリ……。次々にミナミ選手の連続技が決まり、最後の「他んとこ行かないで」の一言でタイスケはノックアウト。

これはマネできないわ、さすがミナミ選手。

積極的なガールチームに男性陣のボディタッチも止まらない！

さて、今回はガールチームの圧勝でしたね。甘え上手なガールチームの反撃と、男性陣のボディタッチが印象的でした。

握る側と握らない側で2-2に分かれた男性陣。握る側のタイスケ・シュン坊は複数の女性にタッチしていましたが、この場面を全て見ているのはMC陣とレディチームのみ……。

次回は波乱の予感がします。距離がぐっと近づいたタイスケ×ミナミ選手の動向も要ウォッチですね！

（ジェラシーくるみ）

※この記事は2023年09月15日に公開されたものです