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【難読】なんて読む?「絢爛」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「絢爛」の読み方です。

なにこれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「絢爛」の読み方は?

「絢爛」は、両方とも難しい漢字なので、意味や読み方がわからない人も多いかもしれません。あまり見慣れない漢字の組み合わせですが、なんと読むのでしょう?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“けんらん”と読みます。

「絢爛」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「絢爛」の意味は以下のように解説されています。

けん‐らん【×絢×爛】
[形動][文][ナリ]

1 華やかで美しいさま。きらびやかなさま。「豪華―」

2 詩歌や文章の表現が、豊富な語彙 (ごい) や凝った言い回しなどで美的に飾られていて、華麗な印象を与えるさま。
「口を衝いて出る言葉々々がどれもこれも―な色彩に包まれていた」〈有島・或る女〉

[ト・タル][文][形動タリ]
1 1に同じ。「―たる衣装」
2 2に同じ。「―たる文体」

[派生]けんらんさ[名]

主に、華やかで美しい、きらびやかな様子を表すのに使われる言葉です。「豪華絢爛」という言葉を聞いたことがある人もいたのではないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「絢爛」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段、よく使う言葉ではないので、読めない人も多かったかもしれませんね。

ヨーロッパの建築や、映画の授賞式などのパーティーを表現するときに使われたりする言葉なので、テレビなどで耳にしたことがある人もいるでしょう。難しい言葉ですが、覚えていて損はないですね。

(ななしまもえ)

※この記事は2023年09月03日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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