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【難読】“どくかつ”ってなに!?「独活」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「独活」の読み方です。

“どくかつ”? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「独活」の読み方は?

「独活」は、そのまま読むと“どくかつ”ですね。独りで行動、活動することかな?なんて思った人、違いますよ。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“うど”と読みます。

「独活」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「独活」の意味は以下のように解説されています。

うど【独=活】

ウコギ科の多年草。山野に生え、高さ約1.5メートル。茎は太く、葉は羽状複葉で、互生する。夏、薄緑色の雄花と雌花とが球状につく。若芽は柔らかく、香りがあり、食用。栽培もされる。《季 春 花=夏》「―の香や岨 (そば) に下駄はく山の児 (ちご) /白雄」

[補説]漢名として慣用された土当帰 (どとうき) は誤用。英語でもudo(ウド)。

春の山菜の代表格であるウドを漢字で書くと、「独活」となります。予想外の読み方ですよね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「独活」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。それぞれの漢字は簡単ですが、合わさることで難しい読み方になりましたね。

今年はもう「独活」の旬は終わってしまいましたが、来年の春に目にした際はぜひ、漢字も思い出してくださいね。

(ななしまもえ)

※この記事は2023年08月03日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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