#96 気になる男性の「心を奪うことができる」フレーズとは?
「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。
ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。
難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。
好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。
さあ、恋の魔法をかけてみない?
恋を叶える魔法のフレーズ
ラブスペルNo.96
「え、はじめて知りました」
この言葉の効果
男性の優越感をくすぐって、もっと心を奪うことができるラブスペルです。
デートや文章のやりとりで心に刺さる会話をしたくなったら唱えましょう。
このラブスペルは、他の男性と比べる形で褒めているのがポイントです。
一般的に、男性はメンツの生き物だとされています。進化心理学によると、狩猟時代から、弱っているところを見せると集団の中で軽んじられて命を危機にさらすことにつながるから、まわりに弱みを見せないように心がデザインされているのですね。
その名残で現代でも男性は、まわりと比べて「上か? 下か?」を気にして生きています。
この考えを深掘りすると、男性は、常に心のどこかで劣等感をおぼえているとも言えます。どんなジャンルでも上には上がいますから。負けることはあるものです。
だからこそ「他の男性より優れていますよ」というラブスペルが喜ばれるのです。彼の競争本能をくすぐってあげましょう。
ラブスペルの使い方
非常に使いやすいラブスペルです。
彼が「はじめて聞くことを言った」「面白いエピソードを教えてくれた」「深い考えを披露した」「隠れた努力を知った」「仕事や趣味で評価されていると知った」など、どんなシチュエーションでも使えるでしょう。
要するに、彼が何かをアピールをしてきた時に唱えるのです。
さらに「どういう面をはじめて知ったのか」の詳細も語りましょう。
より心をくすぐってあげるのです。私たちは自分が気持ちよくなれるトークなら、ずっとその話題が続いて欲しいものですから。彼の表情も変わるでしょう。
あまりに連呼するのも禁物です。知識のない浅い人間だと思われてしまいかねません。あくまで本当に感心した時に勇気を出して口にするくらいで良いのです。
男性を褒めることで愛される
さきほど「男性には劣等感がある」と伝えました。
これは裏を返すと「褒められると弱い」ということです。劣等感はいつも褒められることを必要としていますから。
だからこそ褒めてくれる(自信をつけさせてくれる)女性に弱いのです。
もちろん「相手を褒める=自分を下げる」ではないことに注意してください。
むしろ本質的には「褒める側のポジションが上になる」のですよ。褒めることができるとは立場が上ということなのですから。上司と部下の関係を想像してみてください。少なくとも、自分を下げずに、相手を褒めるようなシチュエーションはありますよね。
褒めることで、自分の立場を上げる、という感覚を身につけましょう。
(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)
※この記事は2023年07月13日に公開されたものです