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【難読】なんて読む?「唆す」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「唆す」の読み方です。

“なにす”?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「唆す」の読み方は?

「唆」は示唆と読むので、“さ”という読み方は分かる人もいますよね。これに送り仮名の「す」をつけて、“さす”と読むのでしょうか

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“そそのかす”と読みます。

「唆す」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「唆す」の意味は以下のように解説されています。

そそのか・す【唆す/×嗾す】
[動サ五(四)]

1 その気になるように仕向ける。特に、おだてて悪いほうへ誘い入れる。「悪事を―・す」

2 早くそうするように勧める。せきたてる。
「とく参り給はむことを―・し聞こゆれど」〈源・桐壺〉

その気になるように仕向ける、という悪い意味合いで使われる言葉ですね。実際に耳にしたことがある人もいるでしょう。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「唆す」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。言葉は知っていても、漢字になると読めない人も多かったのではないでしょうか。

「唆す」は、普段の会話で登場する機会は多くありませんが、きっと聞いたことがある言葉だと思います。なんとなく意味が曖昧だった人は、これを機に漢字と意味を覚えましょう。

(ななしまもえ)

※この記事は2023年06月30日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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