【難読】なんて読む?「唆す」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「唆す」の読み方です。
“なにす”?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「唆す」の読み方は?
「唆」は示唆と読むので、“さ”という読み方は分かる人もいますよね。これに送り仮名の「す」をつけて、“さす”と読むのでしょうか
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“そそのかす”と読みます。
「唆す」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「唆す」の意味は以下のように解説されています。
そそのか・す【唆す/×嗾す】
[動サ五(四)]1 その気になるように仕向ける。特に、おだてて悪いほうへ誘い入れる。「悪事を―・す」
2 早くそうするように勧める。せきたてる。
「とく参り給はむことを―・し聞こゆれど」〈源・桐壺〉
その気になるように仕向ける、という悪い意味合いで使われる言葉ですね。実際に耳にしたことがある人もいるでしょう。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「唆す」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。言葉は知っていても、漢字になると読めない人も多かったのではないでしょうか。
「唆す」は、普段の会話で登場する機会は多くありませんが、きっと聞いたことがある言葉だと思います。なんとなく意味が曖昧だった人は、これを機に漢字と意味を覚えましょう。
(ななしまもえ)
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※この記事は2023年06月30日に公開されたものです