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【難読】“うすに”ってなに?「薄荷」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「薄荷」の読み方です。

“うすに”って読むのかな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「薄荷」の読み方は?

「薄」は、そのまま“うす(い)”、軽薄と読むので“はく”という読み方もしますね。「荷」は、重荷、集荷と読むので、“に”や“か”という読み方を知っている人も多いでしょう。

では、この二つを合わせて“うすに”や“はくか”と読むのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“はっか”と読みます。

「薄荷」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「薄荷」の意味は以下のように解説されています。

はっ‐か〔ハク‐〕【薄荷】


㋐シソ科の多年草。湿気のある所に生え、高さ20~60センチ。全体に芳香がある。茎は四角柱で、長楕円形の葉が対生する。8~10月、葉の付け根に淡紫色の唇形の小花が群がってつく。葉にはメントールが多く含まれ、薄荷油を採る。

㋑シソ科ハッカ属植物の一群。ヨーロッパ種のペパーミント(西洋薄荷)・スペアミント(オランダ薄荷)など。東洋種のものより小形で、花穂が細長い。《季 花=秋》

2 「薄荷脳」の略。

「ハッカ」と言えば、分かりますよね。あのスースーとした清涼感が特徴の日本のハーブです。カタカナで表記されることが多いですが、漢字では「薄荷」と書きます。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「薄荷」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。ハッカキャンディーやハッカ油など、意外と身近な存在なのに漢字で書かれることが少ないので、読めない人もいたのではないでしょうか。

実は、「薄荷」は書き間違いが由来なんて言われていたり、他にも漢字での表記がいくつかある言葉なんです。気になった方は、ぜひ調べてみてくださいね!

(ななしまもえ)

※この記事は2023年05月29日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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