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ユーザーが選ぶ時代に。日本のマッチングアプリの現状を調査

#トレンドニュース

フォルサ

恋愛結婚をかなえるマッチングアプリ『Omiai』を手掛けるOmiaiは、「マッチングアプリの世界事情」と題し、Omiai Report独自のマッチングアプリ年表を作成し、歴史を掘り下げながら現状をレポート。『マッチングアプリ婚 世界事情(後編:日本編)』を発表しました。

2026年には市場規模が1,657億円に拡大見込み

「国内のオンライン恋活・婚活マッチングサービス市場規模予測」の調査では、2026年には市場規模が1,657億円に拡大するという予測があるように、国内市場は右肩上がりで成長を続けています。これまでに多くの縁をつないできたマッチングアプリは、出会いの手段として定着。国内のマッチングアプリ市場は成長期を迎え、さまざまなサービスが乱立。デート・恋活・婚活といった目的によって、ユーザーがアプリを選ぶ時代になっています。

国内のオンライン恋活・婚活マッチングサービスの市場規模予測

「結婚相手と出会うきっかけ」を独自調査したところ、マッチングアプリと回答した男性が11.7%、女性が12.7%という結果に。明治安田生命保険調べでは5人に1人以上がマッチングアプリ婚というデータもあり、年々増加傾向にあるようです。

現在の結婚相手と出会うきっかけになった手段は?

また、Omiai Report 19号「マッチングアプリ婚 親の本音」企画にて、マッチングアプリ婚をした20歳~39歳の男女を対象に「マッチングアプリを始めたときに結婚を意識していたか」と聞いたところ、男性の75.9%、女性の76.8%が「結婚を意識していた/やや結婚を意識していた」と回答している事も分かっています。

日本のマッチングアプリに関しては、「Omiai」を起源に「Pairs」や「with」を含む条件検索型マッチングから始まり、検索よりも直感で選びたいという需要に応える形でスワイプ型の「タップル」が生まれました。

日本のマッチングアプリ年表

その後も、メッセージの手間なくデートありきでマッチングできる「Dine」、さらにはマッチングの手間さえ排除してAIが自動でデートを提案してくれる「バチェラーデート」といった、効率重視型のマッチングアプリが次々に登場。

一方で、ハイスペ男女に特化した「東カレデート」、再婚市場をターゲットにした「marrish」の台頭もあり、ニッチな層を獲得していこうという世界的なトレンドに日本も近づいています。

群雄割拠する国内マッチングアプリ市場は、2010年代初頭にサービスを開始した全方位型アプリの需要もありながら、デート・恋活・婚活といった目的によって細分化され、各カテゴリーの中でも新たな機能やサービスによる差別化が進んでいます。

人に寄り添う機能の充実が、今、求められている

世界と日本のマッチングアプリ市場動向を比較すると、特化型アプリの台頭というトレンドは共通しているものの、日本は独自の進化を遂げているようです。ジェンダーや民族、信仰などの多様性を重んじたターゲティングが進む欧米に対して、日本は効率重視型のサービスなどユーザーの目的特化型アプリが次々に誕生しています。

新たな出会いを提供したのがマッチングアプリの初期の役割であれば、今後は従来のマッチングアプリでは出会いが見つけられなかった人にも寄り添う機能を充実させていくことが、新たな役割ではないでしょうか。

「Omiai Report」について

これまでの出会いや恋愛にまつわる情報は、人の「感情」に起因する部分が大きいことから、実際の取材やデータなど、エビデンスを確立しているものが少なく、また、ある一定のターゲットやジャンルにセグメントされていることから、あらゆる世代、ジェンダーに発信するものは少ないように見受けられました。そのため「Omiai」は、こういった情報環境をより良いものにすべく、取材やデータ等のエビデンスに基づいた、より信頼性の高い情報を全世代の皆様に向け、提供してまいります。

URL:https://fb.omiai-jp.com/koipass/category/omiai-report

(フォルサ)

※この記事は2023年05月24日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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