【難読】“じき”だけじゃない!?「自棄」の読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「自棄」の読み方です。
“じき”でしょ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「自棄」の読み方は?
「自棄」は、そのまま読むと“じき”と読みそうですが、他にも読み方があるんです。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“やけ”と読みます。
「自棄」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「自棄」の意味は以下のように解説されています。
やけ【自=棄】
[名・形動]《「焼け」と同語源》物事が自分の思いどおりに運ばなくて、どうにでもなれという気持ちになり、思慮のない乱暴な振る舞いをすること。また、そのさま。やけくそ。自暴自棄。「―を起こす」「―な調子で捨てぜりふをいう」
よく、やけ酒、やけ食いなんて言いますよね。漢字で書かれることは少ないですが、「自棄」となります。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「自棄」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「自暴自棄」を“じぼうじき”と読むので、“じき”と読むと思った人が多いかもしれませんね。実は「自棄」だけで読む場合は、“やけ”と読まれることが多いようです。
普段、何気なく使っている言葉ですが、漢字は意識したことがなかったかもしれませんね。耳馴染みがある言葉も、改めて調べてみると新しい発見があるかもしれません!
(ななしまもえ)
◆Check!
※この記事は2023年05月24日に公開されたものです