「ご紹介に預かりました」は正しい? 意味や使い方を解説(例文付)
「ご紹介にあずかりました」の注意点
「ご紹介にあずかりました」を使う際には注意する点もあります。間違った使い方をして恥ずかしい思いをしないためにも、以下の点を確認しておきましょう。
(1)身内からの紹介では省略してもOK
「ご紹介にあずかりました」は、自分を紹介してくれた相手を立てるための言葉です。そのため、紹介してくれた人が身内(社内の人や家族)である場合は「ご紹介にあずかりました」は省略しても失礼には当たりません。
「ご紹介にあずかりました」を省略する場合、「本日はお忙しい中お集まりいただきまして〜」など、この場に来ていただいたお礼やあいさつから本題に入りましょう。
(2)無理に使う必要はない
「ご紹介にあずかりました」は必ず使われる文言ではありません。そのため、無理に使う必要はないでしょう。
司会者から「今から話してくれる人はこういった人です」という意味合いでの紹介がない場合は、自分の言葉で簡単に自己紹介すると良いでしょう。
「ご紹介にあずかりました」を正しく使おう
「ご紹介にあずかりました」は、司会者や主催者に対して感謝の意を表している表現の一つです。紹介を受けたことを「あずかりました」と謙遜して表現することで、司会者や主催者を立てられます。
そのため、かしこまった席でもビジネスの席でも、スマートなあいさつと印象づけることができるでしょう。
また、友人の結婚式などでは、少しフランクに「ご紹介いただきました」とすることで、その場の雰囲気に合わせた言葉遣いになります。
改まった席では、敬語の間違った使い方や個性的な文言での発言に、違和感を抱く人も少なくありません。そのため、結婚式や式典などでは、意味を知って正しい定型句を使い、スマートなあいさつを心がけましょう。
(にほんご倶楽部)
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※この記事は2023年04月04日に公開されたものです