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【難読】なんて読む?「弛緩」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「弛緩」の読み方です。

なにこれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「弛緩」の読み方は?

「緩」は、緩急と読むので“かん”という読み方を知っている人もいるでしょう。「弛」はあまり馴染みのない漢字かもしれませんが、ゆるむ、たるむという意味合いになります。

では、二つを合わせて一体なんと読むのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“しかん”と読みます。

「弛緩」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「弛緩」の意味は以下のように解説されています。

し‐かん〔‐クワン〕【×弛緩】

[名](スル)《慣用読みで「ちかん」とも》ゆるむこと。たるむこと。「筋肉が―する」

読み方は難しいですが、“しかん”と読むんですね。「筋肉が弛緩していく」、「弛緩した表情」など、緊張が解けてゆるんだ状況で使われます。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「弛緩」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「弛」、「緩」は、どちらもゆるむやたるむという意味合いの漢字なので、読み方は分からなくても、言葉の意味は想像しやすかったかもしれませんね。

漢字の意味合いを知ると、その言葉の意味などもおのずと分かってきます。気になる言葉や漢字を見つけたら、ぜひ調べてみてくださいね。

(ななしまもえ)

※この記事は2023年03月05日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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